新しいバージョンのiOSがリリースされても、可能な限り現バージョンのiOSを使いたいという場合もあるでしょう。しかし、iOSがアップデートされると、スリープモードを解除する度にアップデート通知が表示されてしまいます。
このメッセージが表示される度に「後で」をタップするのが面倒だと感じている方も多いでしょう。
(この画像はiPad用ですが、iPadでiOS9.3.2にアップデートするとデバイスが文鎮化するという不具合が生じていることから、現在配布は停止されているようです。近々修正版がリリースされることが予想されます。)
時には、パスコードを入力すると夜間にアップデートされてしまうこともあるので、その場合に誤ってパスコードを入力してしまう可能性もあります。なお、この場合は下の方にある「後でする」をタップすればOKです。
今回は、このようなアップデート通知が出てこないようにする方法やiOSをアップデートするオススメ時期とその理由について書きたいと思います。
アップデート通知が出てこないようにする方法
初めに言っておきたいのが、この方法は最新バージョンのiOSのデータがストレージにダウンロードされている場合に利用可能です。ここからiOSが完全にインストールされてしまったらアウトなのですが、まだダウンロードしかされていない場合は、実はそのデータをストレージ管理のところで削除することができます。
まず、「設定」→「一般」をタップします。
続いて、「ストレージとiCloudの使用状況」をタップします。
次に、「ストレージを管理」をタップします。
すると、アプリの一覧が表示されるので、そこから設定マークのiOS◯◯◯と書かれたものを選択します。(現在はiOS9.3.2ですね)
次に、「アップデートを削除」をタップします。
あとは、もう一度「アップデートを削除」を選択すれば完了です。
ただ、多くの方からコメント頂いている通り、一旦アップデートを削除してもしばらくするとまた通知が出てきてしまうようです。アップデートのインストールを実行するかどうかについてはユーザーの判断に委ねられていますが、ダウンロードは自動的にされてしまうようです。そして、ダウンロードがされると「インストールの準備ができています」という通知が出てくる仕組みになっていると思われます。
ちなみに、「設定」→「App StoreとiTunes Store」の「自動ダウンロード」のところにある「アップデート」は、既にダウンロード済みのアプリのアップデートのことなので、iOSのアップデートとは関係ありません。
残念ながらiOSの新バージョンの自動ダウンロードを止める方法は、今のところないようです。なので、再び通知が出始めたらこまめにアップデートを削除するしかありません。
ちなみに、最新バージョンのiOSのデータを削除する分、使用可能なストレージ容量は増加するのでストレージ容量が残り少ないという方も活用してみてください。
アップデートはマイナーアップデート時にしよう!
よくセキュリティを最高レベルにするためには、すぐに最新のiOSにアップデートしたほうが良いなんていわれます(このブログでも書いた気が…)。
確かに基本的にはそうなのですが、iOS9.3リリース当初に多くのユーザーが実感したように、最新バージョンのiOSでしか生じない不具合、すなわち、Safariがクラッシュしたり、アクティベートを正常に完了できなかったり、Bluetoothが正常に機能しないといったことが生じる恐れがあります。
なので、そういう意味では必ずしも最新のiOSが良いとも限りません。
管理人の場合は、最新のiOSがどのように変わったかをすぐに検証したいので、可能な限り早めに最新のバージョンにアップデートしていますが、個人的には、iOS8とかiOS9といったメジャーアップデートのタイミングではなくて、iOS9.2.1やiOS9.3.1のようなマイナーアップデートのタイミングでアップデートした方が良いかと思います。
といっても、iOS9.3.1やiOS9.3.2でも不具合が生じているので、マイナーアップデート時にアップデートする場合も、周囲にいるiPhone/iPadユーザーの様子を観察して問題がないと判断した場合のみアップデートした方が良いかと思います。
コメント
初めまして、貴重な情報ありがとうございます。
ところでこの方法でしばらくの間は通知が来なくなるのですが
また出始めます。その度に削除するんですが、なぜいつのまにか
また通知がでるようになるんでしょうか。
今のバージョンは9.3です。
一旦アップデートを削除しても、再度自動的にダウンロードされていることが原因だと思われます。残念ながら、この自動ダウンロードを止める方法は今のところないようなので、通知が出始めたらこまめにアップデートを削除するしかありません。
そもそもなぜ強制的に更新させようとするか理解できません。Windows10とiOSは同じく更新するとき、断ることを難しくしています。だとして更新しても問題が発生するのでいったいアップルとMSは何をやろうとしているか怒りを感じます。
アップデートを消して自動ダウンロードをOFFにしても自動でダウンロードされていてダメでした
確かに、この方法でアップデートのデータを削除すると
しばらくは、アップデートの表示は出なくなるけど
データが無くなるとiPhoneは自動的に(強制的に)
バックグラウンドでアップデートのデータをダウンロードしようとするので
それをダウンロードしている間は、iPhoneの動作が重くなる。
で、データをダウンロードし終えると
又、表示が出る様になる。
結局は、アップデートのデータをダウンロードしなくするのが一番なんだけど
それを止められない。
一旦アップデートを削除しても、再度自動的にダウンロードされるため通知が出てしまうようです。iOSの新バージョンが自動的にダウンロードされるのを止める方法はないようなので、通知が出始めたらこまめにアップデートを削除するしかありません。
アップデート商法
アップデートと言うと何か企業が先進的な追求をしているように見えるが
実際の狙いは単にその動きに伴った商品購入である
アップデートというたずなを握らせておくことで
止まることが許されない消費者は企業の手の内にある
まるで羊の群れを移動させる光景w
今回からホンットしつこくなりましたね!
アプリ特にゲームがアプデについて来てないための不具合が毎回あります。
必ず人柱を立ててから、と前々から言われてます。
アップデートでアップデートの通知を消せるアップデートがきてほしい
アップデートの押し付けはホント迷惑だね。
コンテンツブロッカー使ってドメインNGにしても、なぜかすり抜けて強制自動ダウンロードさせてくるし
容量圧迫してたら勝手に別アプリのキャッシュ消してまで入れてくるし
入れて放ったらかしにしようにも頻繁にアプデしろしろ催促してきて迷惑だし
どんだけ最新バージョン入れさせたいんだとね。
今のアップデートもマイナーな上に特定のアプリ使ってなきゃする必要全くないアプデなのにこの強制っぷり。
二度とこのOSは使わないわ。