大手携帯キャリア3社が実測通信速度を公開
NTTドコモ・ソフトバンク・KDDIの大手携帯キャリア3社は、それぞれ実測通信速度を計測しその調査結果を公表しています。
携帯電話やスマートフォンを契約したものの、思ったより電波の状況が悪く快適にサービスを利用することが難しいというケースがあります。
そこで、総務省は実際の電波状況をユーザーに知ってもらった上で契約することが必要であると考え、携帯キャリア各社に対して同一条件で実際に計測した実効速度を公開することを義務付けました。義務付けたといっても、これはあくまでも行政指導だと思われます。
この行政指導に基づいて、今回携帯キャリア各社によって実効速度が公開されています。
一番速いキャリアは?
多くの方が最も気になる点がこれだと思います。
都市部であれば基本的にはどのキャリアでも快適に利用することができると思いますが、携帯キャリアによっては電波状況が良くない場合もあるので、今回公表された実効速度はどのキャリアを選択すべきかを検討する際の一つの指標となりそうですね。
各携帯キャリアの実効速度は以下の通りとなりました。ただし、ドコモ以外はAndroid端末とiPhone6sの通信速度が合算されているのでその点は注意が必要です。
順位 | 実効速度(下り) |
---|---|
1位 : KDDI | 50Mbps ~ 103Mbps |
2位 : NTTドコモ | 53Mbps ~ 91Mbps |
3位 : ソフトバンク | 42.5Mbps ~ 76.6Mbps |
KDDIが最も速く、その後にNTTドコモ、ソフトバンクと続く結果となりほぼ評判通りの結果となっています。
各社の実効速度について詳しく知りたい方は、地域から検索して詳しい通信速度を確認することができます。例えばドコモであれば、都道府県と市区町村を選択して検索をかければ細かい地域の実効速度が表示されます。
KDDIも地域の選択が若干大まかになってしまうものの、NTTドコモと大体同じです。
ソフトバンクに関しては、検索する形ではなくPDFに地域ごとの実効速度がリスト形式で表示されているようです。
自宅や職場の各社の実効速度をチェックして役立ててみてください。
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