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ソフトバンクのMVNOが存在しない2つの理由

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そういえばソフトバンクのMVNOをみかけないな…と思っている方も多いと思います。管理人自身も疑問に思い、今回は業界の状況やソフトバンクのMVNOが存在しない理由などについて調べてみました。

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NVNOの数・内訳について

2014年12月末時点で契約数が3万件以上のMVNOは25社存在し、そのうちドコモ回線を借りて通信サービスを展開している業者がほとんどだといわれています。

総務省 – MVNOサービスの利用動向等に関するデータの公表(平成26年12月末時点)

その他はauの回線を借りている業者がmineoとUQ mobileの2社で、ソフトバンクの回線を借りて事業を行っているMVNOは現時点ではゼロとなっています。

もっともソフトバンクは、今年6月に子会社のSBパートナーズ株式会社などとの協業を通じてMVNOサービスの提供を目指す意思を表明しているので、近いうちにソフトバンク系のMVNOが誕生する可能性はあります。

SoftBank – MVNOへの取り組みについて

ソフトバンク系のMVNOが存在しない理由

接続料がドコモの3倍

MVNOが通信サービスを提供するためには、ドコモやソフトバンク、auなどの携帯キャリアから回線を借りる必要がありますが、MVNOは回線を借りるのと引き換えに接続料を支払います。

この接続料がMVNOにとっては固定費になってくるのですが、ソフトバンクがMVNOに対して提示している接続料の金額が高いといわれています。その高さは、なんとドコモの3倍程度といわれています。

周知の通りMVNOの通信サービスは「安さ」が最大の売りになっているわけですが、MVNOにこれだけ高額な接続料がのしかかってくれば安い通信サービスを提供することは難しくなってきます。

したがって、ソフトバンクの回線を借りて通信サービスを提供しようとするMVNOがなかなか出てこないのです。

なぜこんなに高く設定しているかというのは、ソフトバンクとしては自社で契約者を確保したいという理由が大きいでしょう。同じ回線を提供するのであれば、安く契約するよりも高く契約したほうがその分利益になるわけですから。

Y!mobileの存在

これはどちらかというと、ソフトバンクが接続料を高めに設定していることの理由になるかもしれませんが、Y!mobileの存在も大きな理由だといわれています。

Y!mobileはソフトバンクと同様通信サービスを提供する携帯キャリアですが、安さが売りのウィルコムが母体となっていることから格安SIMを提供する数少ない携帯キャリアとして知られています。

ソフトバンクとしては、このY!mobileの格安SIMで格安なサービスを求めるユーザーを取り込むことに成功しているので、これから利益率の低いMVNOに参入してまで格安サービスを求めるユーザーを獲得する必要はないと考えているのでしょう。

ドコモがMVNO事業参入に積極的な理由

一方で、ドコモはMVNO事業への参入にかなり積極的ですが、ドコモのように一定以上のシェアを有する企業になってくるとその分業界に与える影響も大きくなります。

そこで、こういった企業が自らの地位を利用して他社を不当に扱うことのないように、一定以上のシェアを有する通信業者に対して禁止行為が定められています。

その禁止行為は、電気通信事業法30条3項一号〜三号に定められています。

一 他社設備との接続で知り得た他社の情報を(営業活動など)目的外に使ったり、提供すること。

二 特定の電気通信事業者を不当に優先的な扱いをして利益を与えたり、逆に不当に不利な扱いをして不利益を与えないこと。

三 販売代理店やメーカー、コンテンツプロバイダーなどに対して、不当に干渉したり、縛りをかけたりすること。

特に二号があるために、MVNOに参入予定の企業から回線貸出の依頼を受けた場合は、ドコモは、特別の理由がない限り、断ることができないようになっています。

ドコモの接続料がソフトバンクやauよりも安くなっているのはこういった経緯があるのでしょう。

以上、ソフトバンクのMVNOが存在しない理由について解説してきましたが、これらの理由からするとソフトバンク系MVNOが出てくる可能性は低そうですが、ソフトバンクの上記意思からすると何らかの動きはあるかもしれません。

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