SIMカードのサイズが端末に合わない時の対処法まとめ

SIMカードには、3種類のサイズが用意されています。

標準SIM
(25mm×15mm)
microSIM
(15mm×12mm)
nanoSIM
(12.3mm×8.8mm)

(大きさは、縦(mm)×横(mm)で表示しています)

SIMカードのサイズによって機能やデータ容量が異なるわけではありませんが、端末によって入れることができるSIMカードのサイズが異なるので、新しい端末に買い替えた結果、SIMカードのサイズが合わなくなることがあります。

SIMカードについての基礎知識まとめ

SIMカードのサイズが端末と合わない場合は、SIMカードのサイズを変更することになりますが、その方法は主に3つあります。

今回は、SIMカードのサイズを変更する方法について解説したいと思います。

目次

携帯キャリアにSIMカードのサイズを交換してもらう

まず、SIMカードを発行してもらった携帯キャリアにSIMカードのサイズを変更してもらうという方法があります。

携帯キャリアには、SoftBankやau、NTTドコモ、MVNOなどがあります。(MVNOについては「格安であると話題のMVNOって実際どうなの?」で解説していますので、参照してみてください)

サイズ交換の料金は携帯キャリアやMVNOによって異なりますが、約2,000〜4,000円で交換することができます。

この方法は、SIMカードの変更を正確かつ確実に行うことができ失敗するおそれがないので、今までSIMカードのサイズを変更したことがない方にオススメです。

SIMカードカッターを使用する

次に、SIMカードカッターを使用する方法があります。

サイズが合わないから切ってしまおうというわけです。ちょっとアナログな方法ですね。

SIMカードカッターはホチキス(ステープラー)のような形状をしています。

なんだか失敗しそうな方法ですが、Amazonのレビューを見ると概ね成功しているようです。ただ、格安のものを使用した場合は失敗するおそれがあるので、品質が良いものを購入すると良いでしょう。

品質が良いものでも価格は1,000円程度なので、携帯キャリアにSIMカードのサイズを交換してもらう場合に比べたら遥かに安いです。サイズ交換の費用を約2分の1に押さえることができます。

ここで、SIMカードカッターなんて使わなくても自分で切ればいいのでは?と考えた方もいらっしゃるかもしれませんが、失敗する可能性が高いのであまりオススメできません。

SIMカードアダプターを使用する

さらに、SIMカードアダプターを使用するという方法もあります。

この方法は、端末のスロットのサイズよりもSIMカードが小さい場合に行うことができます。スロットとは、SIMカードを挿入するところのことです。

SIMカードアダプターの価格帯(50円〜500円代)は様々ですが、こちらも携帯キャリアにSIMカードのサイズを交換してもらう場合に比べて遥かに安いです。

Amazonのレビューを見ると概ね成功しているようですが、心配な方は携帯キャリアにSIMカードのサイズを交換してもらうことをオススメします。

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