開いただけで端末がクラッシュしてしまうという恐ろしいサイトが拡散され、話題となっています。
悪質サイトの特徴
SafariやChromeで開いただけで端末がクラッシュし再起動せざるを得なくなってしまう悪質サイトがSNSで拡散され、話題となっています。Appleinsiderが報じています。
Web link causes Safari crashes, device reboots on iOS and Mac [u]
問題のサイトは “crashsafari(.com)” というもので、ここにアクセスするだけで端末が操作不能となり強制に再起動させられてしまうという現象が生じています。
この現象が生じる原因は問題のサイトに組み込まれたコードにあるといわれています。
Copyright : Appleinsider
この現象が生じるのはSafariが標準ブラウザとなっているiPhoneやiPadなどのiOS搭載端末やMacが中心となっていますが、中にはiOS搭載端末やMacであるかどうかを問わず、Google Chromeを利用している場合でも同様の現象が生じているということです。
すなわち、AndroidやWindowsのPCを利用しているユーザーも危険な場合があるということになります。
同じ利用環境でインターネットをご利用の方は、決してアクセスしないように注意してください。
URLが変えられている場合も
問題のサイトのURLが、URLを短縮するサービスを使って変えられた上でシェアされているケースもあるようなので、安易にクリックしないように注意しましょう。
ちなみにこのツイートでは、アクセス防止のためドットがコロンに変えられているようです。
どうも海外でクラッシュサイトが流行っているらしい。iOSで開くとリスプリングしたりアプリが落ちると。 「crashsafari,com」「goo,gl/78uQHK」ってURLに注意しよう。
— 八坂之霞彩 (@yasakanokasaya) 2016, 1月 26
ちょっと不気味ですが、注意できれば回避できると思うので、しばらくはSNSでリンクをクリックする際は慎重になった方が良さそうです。
(追記)この問題はGoogleによって対処されており、既に”crashsafari(.com)”の短縮URLの一部が無効となっています。
もっとも現時点でも有効になっている短縮URLも存在するので、引き続き注意が必要です。
But… other short links are still active. Though clicks are definitely on the decline.
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信頼出来ない人から送信された怪しいリンクは極力クリックしないようにしましょう。
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