iPhoneSEとiPhone5sのメモリ容量を比較した動画が、9to5Macによって公開されています。
iPhone5sのメモリ容量は1GBにとどまるのに対し、iPhoneSEのメモリ容量は2GBと、なんと2倍も増量されています。今回の動画では、この違いが画面上で比較されています。
動画を見る前に知っておきたいこと
メモリ(RAM : Random Access Memory)とは、端末を使用している際に利用可能な処理スペースのことをいい、イメージ的には作業をしている時の机の上のスペースといった感じです。なので、メモリ容量が大きければ大きいほど、その分処理スペースも大きくなるので、動作もスムーズになります。
RAMは、ストレージ(ROM : Read Only Memory)に比べて読み書きが非常に速いので、作業用として最適です。
一方、ROMは端末そのものにデータを収納するために利用されるメモリのことで、イメージ的には作業用の机の引き出しの中が一番近いです。ROMは電流が流れていなくてもデータが消えることはありません、読み書きが遅いというデメリットがあるので、主にデータのストック用に利用されます。
USBメモリやSDカードといったもののROMの一種です。
といっても、大きな違いはなさそう
動画では、SafariのブックマークからWebページを開いたり、マルチタスク画面でスクロールをしたり、過去に閲覧したページを再度開いた時の動きなどが検証されています。
Webページの閲覧では、Webページを開く速さの点で若干iPhoneSEの方が優れている場面がいくつか見受けられたものの、iPhone5sの方もそれなりに速いので、実際に使っていてそれ程大きな違いは感じられないと思われます。
一方、過去に閲覧したページを再度閲覧しようとすると、iPhone5sの方は再度読み込みがされてしまいますが、iPhoneSEの方は読み込みがされません。
やはりiPhone5sのメモリ容量は、iPhoneSEに比べて2分の1にとどまるので、複数のWebページを持続的に処理することは難しいようですね。
細かい動きが気になる方は動画の方をチェックしてみてください。
コメント