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iPad Proのサイズは高さ30.57cm・幅22.06cm
11月11日に発売されたiPad Proのサイズは高さ30.57cm・幅22.06cmであり、MacBook Proより若干小さいくらいで、今まで発売されたiPadの中でも最大の大きさという点が主要な特徴の一つとなっています。
このようにTechrax氏(以下、敬称略)の手が丸々スクリーンの中に収まるくらいです。
持ち運ぶことを考えるとあまり大きすぎる画面はどうかとも思いますが、やはり外出先でも大きなスクリーンで操作できるというのは魅力です。
しかし、スクリーンが大きければ大きいほど端末の強度は失われてしまいます。
とすると、iPad Proは他のiPadに比べてそれほど高くはない位置から落としても、壊れてしまう可能性が高いといえます。
iPad Proは外出先で使用することが想定されているので、これは結構現実的な問題です。
Techraxが実際にiPad Proを落下させて実験
Apple製品にどれだけの強度があるかについて実験する動画を配信しているYoutuberのTechraxは、4フィート(約1.2メートル)の高さからiPad Proを落下させると壊れるかどうかを実験する動画を配信しています。
Techraxは、実験前に、iPad Proのスクリーンの大きさからして実験では4フィートの高さから落下させれば十分であるという考えを述べています。
Techraxは、2つの落下の状況を想定して、2回の実験を行っています。
iPad Proを傾けた状態で落下させた結果
一度目の実験では、このようにiPad Proを傾けた状態で落下させました。
「パタパタパタ」鋭く高い音を立ててiPad Proが地面に落下しました。
Techraxが落下したiPad Proを確認したところ、iPad Proの表面・裏面共に傷一つないようです。ちなみに、スクリーンに付いているのは指紋の跡だと思われます。
TechraxがiPad Proを操作しても、実験前と同様に正常に動いています。
12.9インチという大きなスクリーンのiPadをこれだけの高さから落下させても傷一つないとは、さすが外出先で使用することに配慮して頑丈に作られているだけあります。
ただ、落下時に直接床に衝突した部分のコーティングは剥がれてしまっています。
iPad Proのスクリーンを下に向けた状態で水平に落下させた結果
二度目の実験では、このようにiPad Proのスクリーンを下に向けた状態で水平に落下させました。
このように落下させれば、面積が広くて他の部分よりも比較的繊細なスクリーンが直接地面に衝突することになるので、流石に壊れてしまいそうです。
想定通り、iPad Proがスクリーンを下に向けられたまま「パーン」という鋭い音を立てて地面に落下しました。
Techraxがスクリーンを確認したところ、無残にもスクリーンのいたるところにヒビが入っています。
いくら頑丈に作られているiPad Proといっても、スクリーンが直接地面に衝突してしまうと壊れてしまうようです。
一方、一回目の実験と同様に操作の方は問題なくできるようです。
通常は、うっかりiPad Proをこのように水平に落としてしまうことはあまりないと思いますが、外出先でのiPad Proの持ち方には注意したほうが良さそうです。
通常は、一回目の実験のような落とし方が多いと思うので、変な持ち方をしない限りは、iPad Proは壊れにくい頑丈な端末であることが証明されたのではないでしょうか。
以上、参考にしていただけると嬉しいです。
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