東京都交通局が運営する都営地下鉄が2020年の東京オリンピックで急増する外国人旅行客のネット環境を整えるために、その第一歩として2016年1月5日より都営地下鉄浅草線にて無料Wi-Fiサービスを開始することになりました。
下記のステッカーが貼ってある車両が対象となります。グリーンがNTTBP、ブルーがWiFIスクエアでお馴染みのWi2の回線提供となります。
目次
利用方法
NTTBP「都営地下鉄フリーWi-Fi」
SSIDは「Toei_Subway_Free_Wi-Fi」で、利用については1回につき3時間までの接続で何回でも利用可能です。利用料金は無料。対応言語は英語・中国語・韓国語・日本語に対応しています。
Wi2「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」
SSIDは「Wi2」で、利用時間の制限はなく利用できます。言語はタイ語にも対応していますが日本語には対応していません。
接続方法
エリア内(車内)でいずれかのSSIDに接続し、ウェブブラウザを開くと表示される「FREE Wi-Fi &TOKYO」のサイト上で下記のいずれかを登録すれば完了です。
- メールアドレス
- Google+
「FREE Wi-Fi &TOKYO」のサービスのうちどれか1つに利用登録すれば、他のサービスは登録せずに利用できます。
東京メトロ主要駅、都営バス、東京国際フォーラムでも使える!
FREE Wi-Fi &TOKYO に登録すれば、他にも次のようなSSIDが利用可能となります。
対象エリア | SSID |
---|---|
東京メトロ主要駅 | Metro_Free_Wi-Fi |
都営バス車内 | Toei_Bus_Free_Wi-Fi |
東京国際フォーラム | JAPAN-FREE-Wi-Fi |
東京メトロ主要駅に関しては143駅とほとんどの駅で利用可能ですので、通勤に利用することもできますね。
引用元:訪日外国人向け無料 Wi-Fi サービスについて(東京メトロ)
(2016.12.1追記)2016年12月1日から、東京メトロ銀座線車両内でもWi-Fiサービスが順次開始されています。2020年度までに全車両への導入完了を目指しているということです。丸ノ内線や日比谷線でも新型車両の導入に合わせてサービスが開始される見通しで、その他の路線も今後の導入に向けて準備中であるということです。
浅草線になった理由
都営浅草線は泉岳寺駅で京急線と直通運転をしており、羽田空港に到着した外国人が都心に移動する足となっていることから、まずは浅草線で導入することになったようです。
引用元:都営地下鉄
今後も広がるWiFiスポット!
都営地下鉄車内については2020年3月までに都営地下鉄全線で無料WiFiサービスを開始し、それ以外にも舛添東京都知事の主導のもとWi-Fiスポットはもっと広がっていくと思われます。
都心でWi-Fiスポットがもっと広がればMVNO回線の混雑が著しい新宿駅・渋谷駅などでも不便なく使えるようになるでしょうし、実質値上げされたキャリア回線からの乗り換え組も多くなっていくんじゃないでしょうか。
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