バッテリー残量があるのに電源が切れる理由は!?スマホのバッテリーを長持ちさせる方法

「スマホのバッテリー残量が30%もあるのに、急に電源が切れてしまう…。」といった経験をしたことがある方もいるかと思います。

この現象は、バッテリーがかなり劣化していると生じる現象であり、スマホを買い換えてから1年程度でこの現象が出てくる場合は、スマホの使い方に問題がある可能性が高いです。

そこで、今回は、スマホのバッテリーの寿命を長持ちさせる方法(使い方)について書きたいと思います(`・ω・′  )

目次

充電/放電をなるべくしない

放電とは、スマホのバッテリーにたまっている電気を使っていくことですが、スマホを使っている以上、充電/放電が行われることは仕方ありません。

車や冷蔵庫などが使えば使うほど古くなってくるのと同じように、どれだけ丁寧に使っていても、スマホを使っていく中で充電/放電を繰り返していくと、スマホのバッテリーも次第に劣化していくことは避けられません。

というわけで、特に用もないのに無駄にスマホを操作したり、十分に充電されているのに充電をする(95%も充電されているのに、満タンにするために充電するとか)ということは可能な限り避けましょう。これで、充電や放電の回数を可能な限り抑えることができます。

ちなみに、iPhoneでバッテリー残量を確認するためには、「設定」→「バッテリー」をタップして「バッテリー残量(%)」をONにすれば完了です。

Androidスマホの場合は、まず「設定」→「電池」→右上の「android-how_to_indicate_the_remaining_amount_of_battery_capacity4」をタップします。

android-how_to_indicate_the_remaining_amount_of_battery_capacity1 android-how_to_indicate_the_remaining_amount_of_battery_capacity2

続いて、「電池残量をパーセントで表示」にチェックをつければ完了です。

android-how_to_indicate_the_remaining_amount_of_battery_capacity3

充電が90%以上になったら充電をやめる

よくありがちなのが、充電が満タンになった状態でも充電を続けるという使い方です。管理人もこまめに充電をする習慣がないので、ついこれをやってしまいますね…。

最近のスマホには、リチウムイオンバッテリーが使われていますが、リチウムイオンバッテリーは熱に弱いという性質があります。

スマホを充電していると熱を持ってきますが、充電が満タンになった状態になったまま充電を続けると、その状態が続くことになるので、バッテリーを劣化させる原因となります。

というわけで、充電がほぼ満タンになってきたら充電をやめた方が良いです。充電が底を尽きかけた時のことを考えると、1%でも多く充電をしておくのが理想ですが、普通はそんな絶妙なタイミングで充電を終えることは稀でしょうから、90%以上充電できていたらやめておいて、外出先で充電が切れた時のためにモバイルバッテリーを持ち歩くと良いでしょう(・ω・)

ちなみに、管理人はAnkerのモバイルバッテリー(PowerCore 20100mAh)を使っています。容量が多く、使っていてもなかなか減らないのでオススメです。

充電しながらスマホを使用しない

これはやっている方も多いかと思いますが、スマホを充電しながら使用するとバッテリーに大きな負担がかかります。

なぜかというと、使用している以上少しずつ放電されているわけですから、それを充電した状態でやってしまうと、少し放電して充電、少し放電して充電…といったことが繰り返され、充電と放電の回数が増えてしまいます。

しかも、充電が満タンになった状態でスマホを使用すると、充電による熱だけでなく、使用による熱も発生してくるので、リチウムイオンバッテリーに過度な負担がかかってきます。

過放電は極力避ける

過放電というのは、電源が切れるまで放電し続けること(充電をしないまま、スマホのバッテリーにたまった電気を使い切ること)です。

この過放電もバッテリーにかなりの負担がかかってしまいます。

ちなみに、バッテリー残量を使い切っていない状態で充電すると、満充電の容量が落ちるというメモリ効果は、ニッケル・カドミウム電池(通称:ニカド電池)やニッケル・水素電池において生じる現象であって、スマホに使用されているリチウムイオン電池では生じません(・ω・)

暑い場所での充電は控える

リチウムイオンバッテリーは、熱に弱いという性質があるので、熱が発生する充電を暑い場所ですることは可能な限り避けたほうが良いです。例えば、外出先でカバンに入れたままモバイルバッテリーで充電をしたり、暑い日の車内で充電をしていると、バッテリーの劣化が早くなってしまいます(°ω°)

出先にいる時でも、可能な限り、ファーストフード店やカフェなどで充電するように心がけると良いと思います(ノ)・ω・(ヾ)

急速充電器は「ここぞ」という時だけ使う!

急速充電器は早く充電ができるという意味では良い商品ですが、早く充電する分熱も発生するので、バッテリーに負担がかかってしまいます。なので、可能な限り普通の方法で充電する方が良いですが、旅行や出張などで必要になることもあるでしょう。

そこで、急速充電器は普段使いにするというよりも、どうしても早く充電する必要がある時にだけ使うと良いかと思います。

以上、スマホのバッテリーを長持ちさせる方法について書いてきましたが、バッテリーが壊れて交換になってしまうと1万円近くの費用がかかってしまうこともあるので、普段からこれらのことを心がけるだけでも、少なくとも短期間(1年程度)でバッテリーが壊れるということはなくなるでしょう。

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