平日の18〜1時、5〜8時までの1時間おきのソフトバンク光の実測通信速度を検証してみた

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最近のソフトバンク光の通信速度

Twitterでは、ソフトバンク光の通信速度に関して「速い」「遅い」といった様々なTweetがされています。ソフトバンク光は、まだまだ安定はしていないようですね。

また、通信速度は、時間帯によっても大きく変わってくるようです。例えば、多くの人が集中して利用しがちな平日の夜は通信速度が遅くなることが多いです。

最近、管理人が利用しているソフトバンク光回線も平日の夜に遅くなることが何度かありました。動画の視聴、メール送信、画像のアップロードはもちろん、サイトへのアクセスすらままならない状態でした。

ただ、待機していると数分程度で元通りになりました。回線が一時的に混雑していたものと思われます。

最近はこういった現象が何度かあったので(特に平日の夜が多かった気がします)、遅いと感じた時は、少し待ってから利用を再開すると良いと思います。

ソフトバンク光の実測通信速度を検証してみた

管理人が利用している回線でも一時的に遅くなるという現象が何度か生じたので、どの時間帯が最も混雑しているかを確かめてみることにしました。

計測は、11月11日の5〜8時、18〜1時の間に1時間おきに行いました。この時間帯だと多くのユーザーが活動している時間帯であり、インターネットも利用するだろうと考えられるからです。

また端末ごとの違いも知りたかったので、MacBook Proの13インチ(表ではMBP13と表記)・iPhone 6s・ZenFone 2 Laserそれぞれの端末で計測してみました。

Pingの推移

まず、Pingの計測結果は以下のとおりです。

Pingとは、ユーザーがアクセスの依頼を送信してから応答するまでの長さを表します。数字が大きければ大きいほど応答が速く、インターネット環境が良好であることを示しています。

3端末ping比較画像

MacBook Proについては常に20ms以上をキープしており、iPhone 6sも7〜15msと比較的良い数値を維持しています。

ZenFone 2 Laserも24時以外は安定的に推移しています。

MacBook ProとiPhone 6sが何となく同じ動きをしているようにも見えます。

下り速度の推移

下り速度の計測結果は以下のとおりです。

ZenFone 2 Laserは40Mbps周辺を推移している一方、MacBook ProとiPhone 6sは通信速度は大きく異なりますが、ほぼ同じ動きをしていることが見て取れます。

同じApple製品だからだからでしょうか。

23時ころにガクンと落ち込んでいるところをみると、平日の22〜24時くらいまではかなり混雑するようです。ちょうどユーザーの多くが、帰宅後夕食などを済ませて自宅でインターネットを楽しんでいる時間帯でしょうか。

3端末ダウンロード速度比較画像

端末ごとに速度がこれほど異なるというのはちょっと驚きですよね。若干の時間差だけでなく、端末の性能や対応する周波数帯によっても通信速度が異なってくるようです。

ただ、測定はMacBook→iPhone 6s→ZenFone 2 Laserの順番で図っているので、それが原因かもしれません。先に測ったほうが、通信速度が速くなる傾向にあるからです。

上り速度の推移

上り速度も、下り速度に比べて大まかですが、MacBook ProとiPhone 6sの動きが似ているような感じがします。

iPhone 6sの方は結構不安定なようです。これは端末の使い方の違いによるものでしょうか。iPhoneはPCのようにじっくり長時間楽しむというよりも、必要があればその都度調べものをしたり、暇つぶしにゲームをしたりする印象があるので、一時的に急激に混雑するようなことがあって、それがグラフに表れているのではないかと推測。

もちろん、iPhoneで長時間ゲームをする人もたくさんいると思うので、何ともいえませんが…。

一方、ZenFone 2 Laserは40Mbps当たりを安定的に推移しています。

3端末アップロード速度比較画像

iPhone 6sに関しては、利用開始当初は200Mbpsを超えることもあったので、それに比べたら全体的に落ち込んでしまっています。

今回の計測で気づいたのが、ZenFone 2 Laserは速度はそれほど早くなることもないが、安定的に40Mbps辺りを維持できているということです。モバイル端末で上り速度・下り速度共に40Mbpsもあれば十分なので、この数値を安定的に維持できている点は良いと思いました。

以上、参考にしていただけると嬉しいです。

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