Twitter社が同社のプラットフォームにおいて企業の商品やサービスに関するユーザーのツイートを広告として活用するためのサービスを開発中であることを、DIGIDAYが報じています。
利用者の声が広告に
システムの概要はこうです。
Twitterに広告の依頼をしている企業の商品やサービスに関するツイートを収集し、その中から企業が広告として活用できそうなツイートを選び、そのツイートをユーザーの承認を受けた上でツイートを広告として表示するというものです。
要するにお客さんの声の内容をそのまま広告にできるというわけですね。
ツイートを広告に活用するとどうなる?
今やネット上でもテレビと同様、商品やサービスの販売を促進したい企業が認知度の高い有名人に頼る部分は大きいですが、この技術による広告が実現すれば実際に商品やサービスを利用したユーザーの声を広告にして伝えることができるというメリットがあります。
また企業側にとっても自社が考えていなかった視点からのアピールポイントを広告に反映することが可能となり、商品やサービスが売れる可能性がより広がるでしょう。
一方ツイートを広告に活用する際はユーザーからの承認を得るということなので、適切に利用される限り、意図しない形で自らのツイートが公開されてしまうといった問題は生じないでしょうね。
Twitter社は今回開発中のサービスについて公式なコメントを発表していませんが、この新サービスが実装されれば、Twitter上で商品やサービスの取引がより活発になるかもしれませんね。
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