Apple社は、12.9インチ/9.7インチのiPad Proに引き続き、12.9インチのiPad Pro 2を発表するのではないかと噂されていますが、それに加えて10.5インチのiPad Proと9.7インチの新モデルもリリースする見通しであることがわかりました。
TSMC社製のA10Xチップ搭載か?
Appleinsiderが報じているKGI証券のMing-Chi Kuo氏の予測によると、2017年には12.9インチのiPad Pro 2に加えて、10.5インチと9.7インチのiPad Proも登場する見通しです。9.7インチのiPad Proは廉価版となるようです。
プロセッサには、12.9インチ/10.5インチモデルにはA10Xチップ、9.7インチモデルにはA9Xチップが搭載される見込みです。これが事実であれば、来年は計3モデルiPadが新たに登場することになり、例年に比べ豪華な発表となりそうです。
ただ、メジャーアップデートは2018年に持ち越される見通しで、AMOLED(有機EL)ディスプレイが搭載され、デザインや性能面で大幅な改善がされると期待されています。
iPad miniは継続の可能性あり?
iPadで10.5インチモデルが登場するのは初めてですが、実際に9.7インチモデルは小さすぎるという声もチラホラあるようなので、そう考えているユーザーには朗報といえるでしょう。
9.7のiPadPro使ってみて、優秀なんだけど12.9でもいい気がしてる。汎用性は9.7だけど、PC使いながら参考資料を見る時のビューワーとしての使い方と、資料にペン入れしてる時は9.7だとちと小さい。
— yasushi (@logik0401) 2016年7月4日
iPadProの9.7は、今まで通り縦持ちにすれば快適なんだけど、横置きだと表示が小さい。それでiPadに近いMacということでMacbookの12インチを考えてるんだけど。
— T-T (@TT32768) 2016年6月2日
ipadproゎ若干デカすぎるし、9.7ゎ若干小さいんだょな
— こういち (@okianoppoppoku) 2016年4月23日
一時期、7.9インチのiPad Proが登場する代わりに、iPad mini 2/iPad mini4は在庫がなくなり次第販売終了になるという噂が流れ、現時点でもその見方が有力ですが、9.7インチモデルが廉価版として発売されるとなると、将来的にiPad miniの客層はこの廉価版で取り込む方針なのかもしれません。
iPadに関するこれまでの噂の動向からすると、Apple社は、iPhoneに引き続き、iPadについても大型化を計画しているようにも見えます。今後も、続報を期待したいと思います。
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