2016版MacBookではバッテリー駆動時間が改善される!?新ディスプレイ「IGZO」搭載か

ニュースサイトであるEMSOneは、DIGITIMES Researchの調査によると、2016年に登場するMacBookシリーズやiMacにおいて新ディスプレイ「IGZO」が搭載される可能性があると伝えています。

これにより、MacBookシリーズのバッテリーの持ち時間が長くなるのではないかと期待されています。

【液晶パネル】 シャープ「IGZO」、16年下半期登場のMacBook・iMacに搭載か

目次

そもそもIGZO(イグゾー)って何?

IGZOとは、インジウム・ガリウム・亜鉛・酸素が構成要素となっている酸化半導体のことで、これらの物質の頭文字をとって「IGZO」と呼ばれています。

IGZO(イグゾー)は、インジウム (Indium) 、ガリウム (Gallium) 、亜鉛 (Zinc) 、酸素 (Oxide) から構成されるアモルファス半導体の略称で、これを利用する液晶ディスプレイ形式の呼称でもある。

引用元:IGZO – Wikipedia

というわけで、厳密にはIGZOは半導体のことを指しますが、一般的にはIGZOが用いられた液晶ディスプレイのことも「IGZO」と呼ばれているようです。

どれだけバッテリー駆動時間が増えるのか?

バッテリー性能がどれだけ向上するのかが気になるところですが、ITmediaの記事で詳しい解説がされています。

「IGZO」はなぜ低消費電力なのか?――シャープが詳細を説明

これによると、通常液晶ディスプレイは画面を静止した状態でも1秒に60回のリフレッシュ作業がされており、常に電流を流す必要がある一方、IGZOでは1秒にわずか1回のリフレッシュで済むので電流を流さなくて良い時間ができ、その分だけ電力消費を抑えられるということらしいです。

シャープによると、この点がIGZOの大きな強みの一つになっているとのことです。これで実際にどれだけバッテリー駆動時間が長くなるかについては不明ですが、次期MacBookでは、バッテリー駆動時間について何らかの改善がされると期待できそうですね。

IGZOテクノロジーのご紹介(シャープ)

ただ、次期13/15インチモデルは、外観が12インチのMacBookに類似しており、現行のAirよりも薄型化されるという話も出ているので、新ディスプレイの採用は薄型化によるバッテリー駆動時間の減少を回避するためである可能性もあるでしょう。

新型MacBook(13/15インチ)は今年6〜7月頃には出荷予定か!?

6〜7月には出荷予定

MacBookのバッテリーの持ちに関しては満足しているユーザーが多いものの、やはり作業量によっては足りないという声もあるようです。

確かに、充電しながら出ないとすぐにバッテリーがなくなってしまいますよね。外出先で長時間作業をする場合は、電源のあるカフェや飲食店を選ぶのが必須ですね。

今度登場するフルモデルチェンジ版は、外出先で作業することが多いユーザーの強い味方となるでしょう。13/15インチのMacBookが6〜7月に出荷予定という噂が本当でれば、新MacBookに対面する日もそう遠くはないでしょうね。

続報が期待されます(`・ω・′  )

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