格安SIMの解約条件ってどうなってるの?主要MVNOの最低利用期間・違約金・MNP転出手数料を徹底比較!

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キャリアで携帯やスマホを契約したことがある人はMVNOに比べて圧倒的に多いでしょうから、一度くらいキャリアで携帯やスマホを解約したことがある方は多いかと思います。

一方、MVNOに関しては、ここ最近契約者が増えてきているものの、まだ解約の経験をしたことがないという方は結構多いかと思います。

今回は、主要MVNOの解約条件をまとめてみました。

MVNOの格安SIMを契約するような方であれば、MVNOを選ぶ際に解約条件も気になることが多いかと思いますので、チェックしてみてください(`・ω・′  )

なお、金額は、特に記載のない限り税抜表示です。

ちなみに、IIJmioとU-mobile、OCNモバイルONEに関しては、既にこちらでまとめているので合わせてチェックしてみてください(・ω・)ノ

IIJmioのSIMを解約すると違約金が発生するのか

月額790円からスマホ利用可能!U-mobileのSIMの種類・料金・違約金について解説

OCNモバイルONEのSIMを解約すると違約金が発生するのか?

目次

DMMmobile

DMMmobileの場合は、データSIMの最低利用期間が利用開始月の末日までとなっています。SMS機能をつけたデータSIMも、通常のデータSIMと同じ取り扱いとなっています。

  データSIM 通話SIM
最低利用期間 利用開始日を含む
月の末日まで
1年
違約金 9,000円

引用元:DMM mobile プラン・月額料金

データSIMの最低利用期間も設けられているのは珍しいですが、利用料金が安い分、契約したからには最低でも契約月分は払いなさいということなのでしょう。

通話SIMに関しては、1年間の最低利用期間があり、その期間内に解約すると9,000円の違約金がかかります。

解約月の料金に関しては日割計算されず、1ヶ月分請求されるようになっています。

あと、DMMmobileの場合は、解約申し込み期限が月末日前日までとなっているので注意が必要です。ここは結構意識していないと、気がついたら翌月になっていた…なんてことは十分ありえる話です。

MNP提出の際にかかる手数料は、一つの電話番号につき3,000円です。

UQmobile

UQmobileは、データSIMに関しては最低利用期間がないので、いつ解約しても違約金がかかりません。一方、音声通話SIMに関しては1年間の最低利用期間があるので、その期間内に解約すると9,500円の違約金がかかります。

プラン 月額料金 最低利用期間
データ高速 980円 なし
データ高速
+
音声通話
1,680円 1年間
データ無制限 1,980円 なし
データ無制限
+
音声通話
2,680円 1年間

引用元:UQmobile SIM単体の料金プラン

UQmobileの場合は、最大通信速度が500Kbpsである無制限にデータ通信ができるプランも同じ取り扱いとなっています。

解約月の料金が日割り計算されますが、オプション料金に関しては若干取り扱いが異なるようです。詳しくは引用をご覧ください。

オプション料金については、以下のお取り扱いとなります。

・セキュリティサービス、通話明細サービス、たっぷりオプション※1:日割り計算いたしません
・上記以外のオプションサービス※2:日割りでのご請求

引用元:月の途中で解約する場合、利用料金は日割りになりますか? – よくあるご質問(UQ mobile)

また、MNP転出する際には、3,000円の手数料がかかります。

mineo

mineoの場合は最低利用期間がないので、Aプラン・Dプラン共に、なんと違約金がかからないようになっています。Aプランはauプラン、Dプランはdocomoプランのことです。

mineoの場合は、解約月の料金が日割りで請求されるようになっています。

また、MNP転出手数料も2,000円と他社より安めに設定されています。ただし、その代わり利用開始の翌月から1年間にMNPする場合は、11,500円とかなり高額になってきます。mineoにMNPする際は、少なくとも1年以上利用するかどうかをチェックしておくことが必要だと思います(・ω・)

楽天モバイル

楽天モバイルの場合も、データSIMに関しては最低利用期間は設けられていません。SMS機能がついたデータSIMは、通常のデータSIMと同じ取り扱いです。

通話SIMに関しては1年間の最低利用期間が設けられており、その期間内に解約すると9,800円の違約金がかかります。

契約は月単位なので、解約月の月額料金は日割り計算されません。

MNP転出手数料は、一つの電話番号に付き3,000円かかります。

BIGLOBE

BIGLOBEの場合は、データSIMに関しては最低利用期間がなく、違約金もかかりません。一方、音声通話SIMの場合は、利用開始月から1年間の最低利用期間があり、その期間内に解約すると8,000円の違約金がかかります。

解約月の月額料金は日割り計算されず、1ヶ月分かかります。

MNP転出手数料は、契約開始月を含む3ヶ月以内にMNPする場合は6,000円4ヶ月目以降にMNPする場合は3,000円の手数料がかかります。

GMOとくとくBB

GMOとくとくBBの場合は、データSIMに関しては最低利用期間がないので、いつ解約しても違約金はかかりません。

一方、音声通話SIMの場合は、利用開始月から1年間の最低利用期間が設けられており、その期間内に解約すると8,000円の違約金がかかります。

解約月の月額利用料金は日割り計算されず、全額請求されます。

MNP転出手数料は、契約月から4ヶ月目以降の場合は3,000円ですが、契約開始月から3ヶ月以内の場合は6,000円かかります。

ぷららモバイルLTE

ぷららモバイルLTEの場合は、データSIMに関しては最低利用期間も違約金もありませんが、音声通話SIMに関しては、最低利用期間が、利用開始月の翌月を1ヶ月目とする6ヶ月間となっており、その期間内に解約すると8,000円(不課税)の違約金がかかります。

解約月の月額利用料金は全額かかり、日割り計算はされません。

MNP転出手数料は、音声通話SIMカード1枚につき3,000円となっています。

J:COM

J:COMの場合は、他社と少々異なっており、契約月を含む12ヶ月間の最低利用期間があり、その期間内に解約する場合は、残りの期間の利用料金を解約時に一括で支払うようになっています。例えば、2016年の1月に月額1,600円(税込:1,728円)の音声通話SIMを契約して6月に解約した場合は、残りの期間の7〜12月までの月額料金である10,368円(=1,728円×6ヶ月)を支払う必要があります。

つまり、最低利用期間分の料金を支払う形となっていますが、事実上は違約金ということになります。

ちなみに、解約月の利用料金の日割計算はされません。

MNP転出手数料は、3,000円となっています。

TONEモバイル

TONEモバイルの場合は、パケット使い放題や通話に関して基本料金で支払うようになっているので、基本的には他のMVNOでいう音声通話SIMと同じ扱いとなっています。

基本料金と主なオプション料金は、こんな感じです。

  月額料金
基本料金 1,000円
SMSオプション 100円
090・080・070番号
オプション
953円
高速チケットオプション 300円

最低利用期間は2年間となっており、その期間内に解約した場合は9,800円(不課税)の違約金がかかります。また、090の音声オプションを6ヶ月活以内に解約し他社にMNPする場合h、9,800円の契約解除手数料がかかります。

解約月の利用料金は、日割計算されません。

Panasonic SIM(Wonderlink)

Wonderlinkの場合は、音声通話やSMSサービスは提供されておらず、データ通信専用SIMのみとなっていますが、どの場合でも最低利用期間が設けられていないというわけではなく、他社と若干異なる解約条件となっています。

データSIMなので最低利用期間や違約金はありませんが、契約月に解約した場合は初期費用と1ヶ月分の利用料金が請求されます。契約したのだから、せめて契約月分くらい払いなさいというわけです。

ただし、キャンペーン期間中に申し込んだ場合は、1年間の最低利用期間が設けられており、その期間内に解約する場合は7,680円の違約金が発生します。キャンペーン期間中に申し込む場合は、1年以上利用するかどうかをチェックしておく必要がありそうです。

解約月の月額料金は日割計算されないので、1ヶ月分の料金が発生します。

ちなみに、Wonderlinkの場合はデータSIMだけの提供なので、WonderlinkからMNP転出することはできません。

b-mobile

b-mobileの場合も、データSIMに関しては、違約金が設定されていません。

一方、音声通話SIMの場合は契約月から5ヶ月間の最低利用期間が設けられており、契約から4ヶ月以内に解約・他社へのMNPした場合は、8,000円の違約金がかかります。

解約月の利用料金に関しては、日割計算されます。

MNP転出料として3,000円かかります。

DTI

DTIの場合は、音声通話SIMに関しては1年間の最低利用期間が設けられており、この期間内に解約した場合は9,800円の違約金がかかります。

解約月の利用料金は、日割計算はされません。

MNP転出手数料は、5,000円かかります。

FREETEL

FREETELの場合は最低利用期間や違約金はなく、期間に応じてMNP転出手数料が設定されています。

MNP転出手数料は期間に応じて以下のように定められています。契約期間が短いほど金額が大きくなっており、13ヶ月目以降は、一般的な金額(3,000円)より安めの2,000円となっています。

ご利用期間に応じた転出手数料(税抜)について

・契約当月の MNP 転出 15,000 円
・契約後 2 ヶ月目の MNP 転出 14,000 円
・契約後 3 ヶ月目の MNP 転出 13,000 円
・契約後 4 ヶ月目の MNP 転出 12,000 円
・契約後 5 ヶ月目の MNP 転出 11,000 円
・契約後 6 ヶ月目の MNP 転出 10,000 円
・契約後 7 ヶ月目の MNP 転出 9,000 円
・契約後 8 ヶ月目の MNP 転出 8,000 円
・契約後 9 ヶ月目の MNP 転出 7,000 円
・契約後 10 ヶ月目の MNP 転出 6,000 円
・契約後 11 ヶ月目の MNP 転出 5,000 円
・契約後 12 ヶ月目の MNP 転出 4,000 円
・契約後 13 ヶ月目以降の MNP 転出 2,000 円

引用元:MNPの転出手数料を教えて下さい – よくある質問(FREETEL)

事実上、このシステムが通常の違約金としての役割を果たしている形となっています。

解約月の料金の日割り計算はされません。

もしもシークス

もしもシークスの場合は、データSIM・音声通話SIMいずれでも1年間の最低利用期間があり、その期間内に解約すると10,000円の違約金が発生します。

解約月の利用料金は、日割計算されません。

MNPについては、確認がとれませんでした。そもそも、もしもシークスから他社にMNPできるかどうかも不明です。

NifMo

NifMoの声通話対応SIMの場合は、利用開始月の翌月から6ヶ月間の最低利用期間が設けられており、その期間内に解約すると8,000円の違約金がかかります。

また、NifMoでんわを利用開始月の翌月から2ヶ月以内に解約した場合も、3,000円の違約金がかかります。

解約月の利用料金に関しては、日割計算されません。

あと、MNP転出手数料は、3,000円です。

ワイヤレスゲート

ワイヤレスゲートの場合は、最低利用期間や違約金はありません。

ただし、音声通話SIMを契約していて、MNP転出で解約する場合は期間に応じたMNP転出手数料がかかります。SIMカードの発送日(店頭申込の場合は、SIMの引渡日)の翌月から12ヶ月目までにMNP転出を完了した場合は11,000円13ヶ月目以降に完了した場合は3,000円となります。

MNP転出が完了する日とは、業者側がユーザーのMNP転出を確認した日ということです。MNP転出状況の確認は、原則MNP予約期限到来後に行うということです。

解約月の利用料金に関しては、データSIMは日割計算されますが、SMS月額料金や通信量チャージオプション料金や音声通話SIMは日割計算されません。

YAMADA SIM

YAMADA SIM powered by u-mobile

YAMADA SIM powered by u-mobileの場合は違約金がないですが、利用開始月に解約した場合は利用開始月の月額料金が発生します。

また、音声通話SIMの場合は、利用開始月から6ヶ月以内に解約した場合は解約事務手数料がかかります。

YAMADA SIM powered by So-net

YAMADA SIM powered by So-netの場合は、音声通話SIMに関しては、1年間の最低利用期間内に解約した場合は、5,200円の違約金がかかります。

YAMADA SIM Plus

YAMADA SIM Plusでは、音声通話SIMの場合は、利用開始月から6ヶ月以内に解約すると6,000円の解約事務手数料がかかります。

MNP転出手数料は、利用期間に応じて、SIMカード1枚につき以下の手数料がかかります。13ヶ月後には、一般的な金額(3,000円)よりも安めの金額となっています。

ご利用期間に応じた転出手数料(税抜)について

・契約当月の MNP 転出 15,000 円
・契約後 2 ヶ月目の MNP 転出 14,000 円
・契約後 3 ヶ月目の MNP 転出 13,000 円
・契約後 4 ヶ月目の MNP 転出 12,000 円
・契約後 5 ヶ月目の MNP 転出 11,000 円
・契約後 6 ヶ月目の MNP 転出 10,000 円
・契約後 7 ヶ月目の MNP 転出 9,000 円
・契約後 8 ヶ月目の MNP 転出 8,000 円
・契約後 9 ヶ月目の MNP 転出 7,000 円
・契約後 10 ヶ月目の MNP 転出 6,000 円
・契約後 11 ヶ月目の MNP 転出 5,000 円
・契約後 12 ヶ月目の MNP 転出 4,000 円
・契約後 13 ヶ月目以降の MNP 転出 2,000 円

引用元:YAMADA SIM PLUS – よくある質問

So-net

0SIMプラン

So-netの0プランの場合は、データSIMには最低利用期間や違約金がありませんが、音声通話SIMの場合は12ヶ月間の最低利用期間が設けられており、その期間内に解約すると5,200円の違約金がかかります。

MNP転出手数料は、7,000円かかります。

LTE SIM+プラン

ライトプランの場合は最低利用期間が1年で、その期間内に解約すると5,000円の違約金がかかります。データフルプランの場合は最低利用期間が1年で、その期間内に解約すると8,000円の違約金がかかります。

あと、So-netの場合は、解約月の利用料金は日割計算されません。

G-Phone

G-Phoneの場合は、音声通話対応SIMのみの提供となっており、利用開始月の翌月から数えて1年間の最低利用期間内に解約すると10,000円の違約金がかかります。

解約月の利用料金に関しては、日割計算されません。

MNP転出による解約の場合は、MNP転出手数料が3,000円かかります。

イオンモバイル

イオンモバイルの場合は、データSIMにも音声通話SIMにも最低利用期間がないので、違約金もかかりませんが、MNP転出による解約の場合は、期間に応じたMNP転出手数料がかかってきます。

契約日から180日以内にMNP転出による解約をする場合は8,000円181日以降の場合は3,000円の手数料がかかります。

まとめ

以上、主要MVNOの解約条件についてまとめてきましたが、例外はあるものの、基本的にはデータSIMの場合は最低利用期間がなく違約金もかからないことが多いですが、音声通話SIMの場合は最低利用期間があり違約金が設けられている事が多いです。

SIMが良ければ使い続ければ良いのですが、いざ解約したいとなった時に契約時に解約条件をチェックしていなくて後で困ったことになるなんてことを防ぐために、念の為に解約条件をチェックしておくことをオススメします(`・ω・′  )

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