【MVNO】通信料金が従量課金制となっている格安SIMを徹底比較!

MVNOが提供する格安SIMの中には、毎月のデータ通信利用量に応じて通信料金が変わるSIM(従量課金制のSIM)もあります。

従量課金制のSIMは、知らないうちに通信料金が膨れ上がってしまうというリスクがありますが、追加チャージをすることなく最大の通信量まで使うことができたり、利用量に応じて料金が決まるといった意味では、ヘビーユーザーや毎月のデータ通信利用量が変動するというユーザーにとっては便利なSIMとなっています。

そこで、今回は、MVNOが提供する従量課金制の格安SIMを比較しました。主に、1GB当たりの通信料金や通信速度の評判、高速通信が最大どれくらい利用可能か、通話料などについて比較しています(`・ω・′  )

通信速度の評判に関しては、Twitterで集めました。

なお、料金は、特別な記載のない限り税抜表示となっており、計算上小数点以下が生じる場合は四捨五入しています。

目次

FREETEL

基本料金

FREETELのデータ専用SIM・SMS機能付きSIM・音声通話SIMそれぞれのデータ通信利用量に応じた基本料金は以下の通りです(・ω・)ノ

freetel- basic_charge

データ通信利用量に応じた1GB当たりの基本料金は、以下のとおりです。

  1GB 3GB 5GB 8GB 10GB
データ専用 499円 300円 304円 268円 247円
データ専用+SMS 639円 347円 332円 285円 261円
音声通話付 1,199円 533円 444円 355円 317円

※SMSの基本料金が140円、音声通話の基本料金が700円となっています。

やはり使えば使うほど安くなる傾向にあるので、そういう意味ではヘビーユーザーにお得なプランといえますね(・ω・)

通信速度の評判

FREETELのSIMは、速いという評判が多いようですね(・ω・)

ただ、混雑時間帯は遅くなるようです。といっても、これは多くのMVNOにも当てはまる話なので、性質上致し方ないでしょうね。

細かい費用のレビューはこんな感じです。5GBで2,200円はかなり安い(ノ)・ω・(ヾ)

高速通信は、最大何GBまで利用できる?

FREETELの場合は、最大10GBまで利用できます。というわけで、どんなに使ってもデータ通信SIM・SMS機能付きSIM・音声通話SIMそれぞれの料金は、最大2,570円、2,610円、3,170円までしかかかりません。

ちなみに、データ通信利用量が10GBを超えると、最大通信速度が200Kbpsに制限されてしまいます。

通話料金

通話料金は、原則として20円/30秒かかってしまいますが、FREETELの場合は「1分間かけ放題」「5分間かけ放題」「たっぷり半額通話」という通話プランが用意されており、利用状況に合ったプランを選択して通話料金を可能な限り抑えることができます。

「1分間かけ放題」は、毎月399円の基本料金で1分以内の通話であれば無料に、「5分間かけ放題」は、毎月840円の基本料金で5分以内の通話が無料になります。「たっぷり半額通話」の場合は、通話時間に関係なく通話料が通常の半額(10円/30秒)となります。

おそらく5分以内で通話が終わるというユーザーが多いでしょう。普段の通話利用状況に合ったものを選んでみてください。

U-mobile

基本料金

U-mobileでは、データ通信専用SIMと音声通話SIMいずれにも、ダブルフィックスというプランが用意されており、月々のデータ通信利用量が1GB以内の場合と1GBを超えた場合それぞれの基本料金は以下の通りとなっています。

  1GB以下 1GB超
データ専用 680円 900円
通話プラス 1,480円 1,780円

ちょっと高めですが、最大の3GBまで利用した場合は安くなるという点では、他社と同じですね(・ω・)

通信速度の評判

U-mobileの場合は、速いという評判もありましたが、全体的には遅いという評判が多いように思いました。最近は、あまり安定していないようですね。

高速通信は、最大何GBまで利用できる?

高速通信は最大3GBまで利用することができ、3GBを超えると最大通信速度が200Kbpsに制限されてしまいます。

U-mobileの場合は、うっかり3GBまで使ってしまったとしても、データ通信専用SIMであれば最大900円、音声通話SIMであれば最大1,780円までしかかからないので安心ですね。

通話料金

U-mobileの場合は、通話の際にU-CALLから発信すると、通話料が通常の半額(10円/30秒)となりますが、さらにU-mobileのでんわパック60を利用すると、毎月60分間の通話が800円(不課税)で利用できるようになります。つまり、通話料が通常の3分の1になります(`・ω・′  )

仮に、毎月の通話時間が60分を超えたとしても、半額の10円/30秒で利用することができるので、つい通話時間が長くなった時でも安心ですね。ただ、毎月40分以上通話しなければ、かえって基本料金分(800円)損になってしまうので注意が必要です。

800円÷20円/分=40分

通話プラスのダブルフィックスの通信料金と通話料金を合わせるとこんな感じです。

u-mobile-communication_charge_and_call_charge

So-netの「0SIM」

基本料金

So-netの0SIMの基本料金は、月々のデータ通信利用量が500MB未満の場合は無料となり、2GBまでは100MBごとに100円ずつ上がっていきます。そして、2〜5GBまでは1,600円の定額で利用できます。

so-net_0sim-basic_charge1

ちなみに、具体的な料金設定はこんな感じになっています。

so-net_0sim-basic_charge2

2GB使おうが、5GB使おうがかかってくる料金は同じなので、可能な限り5GBまで使った方がお得ということになりますね(`・ω・′  )

データ通信利用量に応じた1GB当たりの基本料金はこんな感じです。他社に比べると若干高くなっていますね(・ω・)

  1GB 2GB 3GB 4GB 5GB
データ専用 600円 750円 533円 400円 320円
データ専用+SMS 750円 825円 583円 438円 350円
音声通話付 1,300円 1,100円 767円 575円 460円

※SMSの基本料金が150円/月、音声通話の基本料金が700円/月となっています。

もちろん従量課金制なので、データ通信利用量が多くなればなるほど料金が安くなってくる点では他社と同じです。

通信速度の評判

So-netの場合は、SIMの評判自体があまり出てきませんでしたが、通信速度を測っているユーザーがいたので、参考にしてみてください。

悪い評判をあまり見かけないということは、それなりに満足しているユーザーが多いのかもしれませんね(・ω・)

高速通信は、最大何GBまで利用できる?

So-netの場合は、基本的には最大5GBまで高速通信を利用することができますが、チャージすれば、5GB以上利用することも可能です。

月々のデータ通信利用量が5GBを超えた場合は、追加チャージをしない限り、速度制限されてしまいます。

通話料金

通常通り、20円/30秒の通話料金がかかってきます。

So-netの場合は、基本料金が他社に比べて高めである上に、特徴的な通話プランも展開されているわけではないですが、月々のデータ通信利用量が500MBが未満の場合は通信料金が無料となるので、ライトユーザーには人気があるようです。

月々のデータ通信利用量が少なめであるという方は、0SIMを検討してみても良いでしょう。

b-mobile

基本料金

b-mobileには、1〜5GBの従量課金制となっている「おかわりSIM」というプランがあります。このプランの最大の特徴は、基本料金が安いという点です。

通常、従量課金制のプランでデータ通信利用量が少なめだと、料金が高めになってしまう傾向にありますが、おかわりSIMの場合はなんと500円から利用できます(`・ω・′  )

  1GB 2GB 3GB 4GB 5GB
データ専用 500円 750円 1,000円 1,250円 1,500円
データ専用+SMS 630円 880円 1,130円 1,380円 1,630円
音声通話付 1,300円 1,550円 1,800円 2,050円 2,300円

月々のデータ通信利用量に応じた1GB当たりの基本料金はこんな感じ。5GB利用した場合は、FREETELよりも安くなっていますね(・ω・)

  1GB 2GB 3GB 4GB 5GB
データ専用 500円 375円 333円 313円 300円
データ専用+SMS 630円 440円 377円 345円 326円
音声通話付 1,300円 775円 600円 513円 460円

※SMSの基本料金は130円/月、音声通話の基本料金は800円/月となっています。

通信速度の評判

基本料金が安いのは魅力的ですが、通信速度の評判はあまり良くないようですね。

高速通信は、最大何GBまで利用できる?

高速データ通信は最大5GBまで利用できますが、毎月のデータ通信利用量が5GBに達した場合、上りと下りの最大通信速度が200Kbpsに制限されます。

通話料金

通話料金は、通常通り20円/30秒かかってきます。

レキオスモバイル

基本料金

レキオスモバイルでは、1〜5GBの5段階で料金が決められた従量課金制のプランがあります。

lequios-mobile- basic_charge1

lequios-mobile- basic_charge2

月々のデータ通信利用量に応じた1GB当たりの基本料金は、こんな感じです。

  1GB 2GB 3GB 4GB 5GB
データ専用 450円 400円 383円 375円 370円
通話プラス 950円 650円 550円 500円 470円

※音声通話の基本料金は、500円/月となっています。

ちなみに、通話プラスにはSMS機能がついており、データ専用SIMには月額150円でSMS機能をつけることができます。

あと、レキオスモバイルは、使い放題プランも従量課金制になっているという点に特徴があります。

lequios-mobile- basic_charge3

lequios-mobile- basic_charge4

ただ、3日間のデータ通信利用量が3GBを超えた場合は、速度制限されてしまうので注意が必要です。3日間の利用状況に応じた速度制限なので、おそらく通常よりもキツ目の速度制限だと思われます。

通信速度の評判

Twitterで出ている範囲に留まりますが、通信速度の評判はあまり良くないようです。

あと、こちらは最近投稿された無制限プランの速度です。

高速通信は、最大何GBまで利用できる?

毎月のデータ通信利用量が5GBを超えた場合は、最大通信速度が128Kbpsに制限されます。一方、使い放題プランの場合は、30GBを超えると速度制限されてしまいます。

といっても、使い放題プランの場合は3日間の速度制限があるので、どんなに使う人でも、30GBに達して速度制限されてしまうユーザーはほとんどいないでしょうね。

通話料金

通話料金は、通常通り20円/30秒となります。

従量課金制のSIMでは、FREETELがオススメ!

以上、従量課金制のプランを提供しているSIMを比較してきましたが、料金や通信速度、月々利用できる最大通信量などを総合的に考えると、やはりFREETELが一番安定しているように思います。

もちろん、何を重視するかによって選ぶSIMは変わってくるでしょう。例えば、月々データ通信をちょっとしか利用しないというライトユーザーであれば0SIMを契約した方が良いでしょう。

従量課金制は、やはり通信量が多くなればなるほど料金的なメリットが増してくるので、全体的にはヘビーユーザー向きだと思います。

ただ、自分がヘビーユーザーかライトユーザーかわからない場合は、初めの数ヶ月だけ従量課金制のSIMを利用してみて、自分が従量課金制のSIM向きであるかどうかを検討してみるのも十分ありでしょう。特に、b-mobileは料金設定がかなり安くなっているので、MVNOがどんなものか試しに利用してみるのもありだと思います。

あと、解約条件の比較も気になる方は、「格安SIMの解約条件ってどうなってるの?主要MVNOの最低利用期間・違約金・MNP転出手数料を徹底比較!」を参照してみてください(`・ω・′  )

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