【MVNO】通信量を気にせず安定的に使いたい!容量無制限プランのある格安SIMを徹底比較!

MVNOの格安SIMの中には容量無制限のプランが用意されているものもありますが、容量無制限プランは、通常のプランに比べて通信速度が控えめだったり、一定以上の通信をしてしまうと速度制限がされることがありますが、やはり「使い放題」という点で一定数のユーザーには定評があるようです。

特に、高速通信でなくても良いので安定して使いたいというユーザーには注目されているようですね。

容量無制限のプランを提供しているMVNOはいくつかありますが、料金の安さや最大通信速度、速度制限の有無など、それぞれ何を重視するかによって選ぶSIMも変わってくるかと思います。

そこで、今回は、容量無制限プランの格安SIMを比較したいと思います(`・ω・′  )

なお、料金はすべて税抜表示となっています。

目次

UQmobile

基本料金

UQ mobileの無制限プランは、データ高速プランに比べて1,000円程度高めの料金設定となっています。

プラン 月額料金 通信速度 最低利用期間
データ高速 980円 受信最大:150Mbps
送信最大:25Mbps
なし
データ高速+音声通話 1,680円 1年
データ無制限 1,980円 最大500Kbps なし
データ無制限+音声通話 2,680円 1年

UQの無制限プランの評判はまちまちですが(というか、無制限プラン自体出せる速度が限られているのである程度遅いことは覚悟する必要がある)、月々の通信量に制限されたくないという方は、通常のプランよりも毎月1,000円程度多く出すだけでデータ通信が無制限になるので、検討してみても良いかと思います。

最大通信速度

月々のデータ通信量利用量は無制限となっていますが、最大通信速度が500Kbpsとなっています。最大通信速度が出ていれば、インターネットや、TwitterやLINEなどのSMS、メールのやり取りは十分できるレベルでしょう。

ただ、これはあくまでも理想にすぎないので、実際の速度はどれだけ出るのでしょうか。

0.452Mbpsだとかなり理想に近いと思います。インターネットやSNS、メールの送受信程度であれば問題なく利用できるでしょうね。

おそらくHD再生をOFFにしているため、画質は悪いようですが、Youtube程度であれば視聴できるみたいですね。Youtubeを観る方は結構多いと思うので、これは結構大事なポイントですね(・ω・)

Youtube動画の画質はやはり微妙になるようですが、dアニメの「ふつう」は問題なく視聴できるみたいですね。

速度制限の有無

UQmobileの場合は、3日間で6GB以上利用すると速度制限される場合があるので、動画視聴をする予定の方は注意しましょう。

ネットワーク混雑回避のために、直近3日間(0~24時までを1日とし、当日を含む直近3日間の通信量)に6GB以上のご利用があったお客様の通信速度を制限させていただく場合があります。制限速度は混雑状況に応じて変動します。

引用元:その他の料金プラン(UQ mobile)

自宅にいる時はもちろん、外出先でもWi-Fi環境があればそれを活用したほうがよいでしょう。

ぷららモバイルLTE

基本料金

ぷららモバイルLTEのデータ専用SIMの無制限プランの料金は、定額プラン(7GB)に比べて1,000円弱高めに設定されています。UQmobileに比べて1,000円程度高くなっていますが、最大通信速度が3Mbpsと速めに設定されている点が魅力です。

もちろん、最大通信速度はあくまでも規格上の話であって、実際にその速度が出ることまで保証されているわけではありません。

▼データ専用SIM

  定額無制限 定額(7GB) 定額ライト 二段階定額
月額料金 2,980円 2,036円 972円 390円~2,550円
通信量 制限なし 7GB/月 110MB/日 100MB/日
最大通信速度 上下:3Mbps 下り:150Mbps
上り:50Mbps

音声通話付きSIMも、料金的にはデータ専用SIMと同じ感じですね(・ω・)

▼音声通話付きSIM

  定額無制限 定額(7GB) 定額ライト
月額料金 3,736円 2,792円 1,728円
通信量 制限なし 7GB/月 110MB/日
最大通信速度 上下:3Mbps 下り:150Mbps
上り:50Mbps

最大通信速度

最大通信速度はあくまでも理想なので、実際の速度がどれだけ出るのかが気になっている方もいるでしょう。

通信速度に関しては、良い評判と良くない評判とがあるようです。

次に書いていますが、ぷららモバイルは速度制限がない点が大きいです。データ通信を使いまくりたいから無制限プランを選ぶわけなので、速度制限がないに越したことはないですよね。あと、気になる動画視聴ですが、Netflixが問題なく視聴できるようです。となると、Youtubeも視聴できそうですね。

x.com

混雑の状況によっては、環境が良くないこともあるようです。

ダウンロード速度が1.47Mbpsという結果が出ています。1Mbps超えるのは、無制限プランの中ではかなり良い方でしょうね(・ω・)

混雑の状況にもよりますが、通信速度の評判も良いようなので、料金的には丁度よいくらいではないでしょうか(・ω・)

速度制限の有無

ぷららモバイルLTEの無制限プランの場合は、特に速度制限は設けられていません。最大通信速度3Mbpsの回線を安定的にいくらでも使うことができるという点は、大きなメリットでしょう(ノ)・ω・(ヾ)

まさしく、「スマホでは基本的にSNSやメールのやり取りのみにしたいけど、たまには動画視聴もしたいんじゃ(`・ω・′  )」といったユーザーに向いているプランといえるでしょう。

DTI SIM

基本料金

DTIの料金は、ぷららモバイルLTEに比べたら安めであるものの、UQmobileよりは少々高めとなっています。通常のプランと比べると、1,000円程度高めになるくらいですね。

通信量 データプラン データSMSプラン 音声プラン
1GB 600円 750円 1,200円
3GB 840円 990円 1,490円
5GB 1,220円 1,370円 1,920円
ネットつかい放題 2,200円 2,350円 2,900円

最大通信速度

通信速度に関しては、時間帯によっては安定的に使える場合もあるみたいですが、どちらかというと環境が良くないという声が多いようです。

こちらは、ダウンロード速度が1.39Mbps出ています。無制限プランでこれだけ出ていれば十分という感じでしょうね。

これは管理人の憶測に過ぎませんが、DTIの使い放題サービスは今年の5月に開始されたばかりなので、設備が追いついていないところがあるようです。DTIの場合は、通話プランが充実しており、検討しているユーザーも多いでしょうから、今後設備が充実されてより使いやすくなることを期待したいですね。

速度制限の有無

速度制限がされる場合もあるようで、 Twitter上では「速度制限された」といった声がいくつか出ていますが、DTIの公式アカウントによると、最近は速度制限を緩和しているようです。

通常の使い方であれば、速度制限されずに利用できるみたいですね(・ω・)

Wonderlink(Panasonic SIM)

基本料金

Wonderlinkの「LTE Fシリーズ」では、2つの使い放題プランが提供されています。プランの内容が他社とはちょっと変わっていますが、使い方によってはかなり便利なプランだと思います。

F-使い放題700」では、毎月1GB分の高速通信が付与され、これを使い切ると最大通信速度が通常の700Kbpsとなります。「F-7G」では、毎月7GB分の高速通信が付与され、これを使い切ると最大通信速度が700Kbpsとなります。

▼LTE Fシリーズの基本料金

プラン 通信量 月額料金 通信速度 最低利用期間
F-使い放題
700
無制限
※1GB分の高速通信付与
1,580円 高速通信時
下り:最大225Mbps
上り:最大50Mbps
それ以外
上下:700Kbps
なし
F-7G 無制限
※7GB分の高速通信付与
2,480円 なし

ちなみに、いずれのプランも初期費用として3,000円かかります。

言い換えると、毎月一定量の高速通信が利用できるというわけです(`・ω・′  )

使い放題プランを利用するユーザーは、高速通信じゃなくてもいいから通信量を気にせずに安定的にデータ通信ができれば良いという方が多いでしょうが、一定量だけでも高速通信を使いたくなることがあるかもしれません。

使い放題プランを契約するようなユーザーからすれば、1GBなどおまけ的な感じでしょうが、使えるものは使っておきたいところです(ノ)・ω・(ヾ)

最大通信速度

通信速度の評判は、まちまちのようですね。今年1月の時点では速いという評判がチラホラ出ていたようです。

速度制限の有無

直近24時間の通信量が1GBを超えた場合は、速度制限される場合があるということです。

直近1日(24時間)の通信量が1GBを超過した場合は、ネットワークの状況により速度制限をする場合があります。

引用元:よくある質問(Wonderlink)

ワイヤレスゲート

基本料金

ワイヤレスゲートでは、「Fonプレミアムプラン」という使い放題プランが提供されています。料金は、最大通信速度が同じのぷららモバイルLTEの無制限プランよりも安くなっています(ノ)・ω・(ヾ)

▼Fonプレミアムプランの料金

プラン SMS 月額料金 最大通信速度 利用できるWi-Fiスポット
Fonプレミアム なし 1,556円 3Mbps BBモバイルポイント/eoモバイルWi-Fi/Wi2/Fon(※)
あり 1,741円
音声+Fonプレミアム あり 2,760円 3Mbps

※日本国内のFonエリアではSSID『FON_FREE_INTERNET』、『Fon WiFi』が利用できます。

音声通話SIMの料金は、ちょうどぷららモバイルLTEのデータ通信専用SIMの料金と同じですね(・ω・)

最大通信速度

最大通信速度は3Mbpsです。もちろん、この速度が保障されているわけではないので、状況により速度は変わってきます。

Twitterユーザーの実測通信速度の結果によると、1Mbps台〜2Mbps台程度となっています。使い放題の中ではかなり良い方だと思います。

通信環境が良好であれば、なんと6Mbps出ることも(°ω°)

速度制限の有無

月々のデータ通信利用量を使い切った場合の他に、以下のような大量の通信量を必要とする使い方がされている場合は、速度制限されることがあります。

お客様間の公平性を確保するため、以下が確認できた場合には250Kbps以下に速度を制限するか、使用制限をさせていただく場合があります。

■動画再生やファイル交換(P2P)アプリケーション等、帯域を継続的かつ大量に占有する通信手段を用いて行われるデータ通信
■他のお客様のご利用に影響を与えるような短期間かつ大容量のダウンロード

引用元:よくある質問(ワイヤレスゲート)

TONEモバイル

基本料金

TONEモバイルでは、基本料金の1,000円/月だけでネット使い放題と通話の利用ができ、非常にシンプルとなっています。

最大通信速度は500Kbpsから600Kbpsとなっています。これはベストエフォート時の速度なので、実際の速度はもう少し遅くなります。

TONEモバイルは、他の多くのMVNOと違ってSIMのみの販売は行っておらず、スマホとセットでSIMを契約する形になるので注意が必要です。

速度制限の有無

また、TONEモバイルでは、1日もしくは3日間のデータ通信利用量が300MBを超え、サービス提供に使用される設備に過大な負担を生じさせ、運営に支障が出た時は、速度制限される場合があるということです。

3日間で300MBは結構厳しい制限です。無制限プランでこの制限があるのは、正直かなりきついと思います。

会員が、当社所定の基準(以下に記載します。)を超過したトラフィック量を発生させることにより、本サービス用に使用する設備に過大な負荷を生じさせる場合その他その使用もしくは運営に支障を与える場合には、帯域の切替えによる通信の制御を行うことがあります。
帯域切替対象となる利用量(上り・下り合計):A:1日あたり300MB、またはB:連続する2日又は3日間において合計300MB

引用元:サービス詳細(TONEモバイル)

まとめ

以上、MVNO各社が提供している無制限プランを比較してきましたが、中には高速通信を一定量利用できるプランを用意しているところもありましたが、一般的に実測通信速度は通常プランに比べて遅いです。というわけで、無制限プランは、自宅にWi-Fi環境があってモバイルデータ通信利用時に重い作業をすることがなく、スマホでは通信量を気にせずに安定的に使いたい方向けとなっています。

通信速度を従事する管理人が見た感じでは、やはりぷららモバイルLTEの「定額無制限」がオススメです(`・ω・′  )

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