ニュースメディアとして知られるPhone Arenaが、2016年の新モデルを対象に各モデルの充電時間を比較する調査を行っています。その調査結果によると、調査対象となったモデルの中では、iPhone7 Plusの充電時間が最も長いことが判明しています。
iPhone7 Plusの充電時間は197分
今回の調査では、各モデルのバッテリー残量を0%にした状態でそこから充電を開始し、100%になるまでの時間を比較するということが行われています。特に記載はありませんが、充電はおそらく電源を切った状態で行われたものと思われます。
調査の結果、モトローラ・モビリティの「Moto Z Droid Edition」の72分が最高記録となっており、それにOPPO傘下のスマホメーカーであるOnePlusの「OnePlus 3」の74分、LGエレクトロニクスの「LG G5」の76分が続いています。
残念なのが、9月8日に発表されたばかりのiPhone7 Plusが最下位であるという点です。
今回、最も短い充電速度を記録した「Moto Z Droid Edition」のバッテリー容量が2,600mAh、それに続く「OnePlus 3」は3,000mAh、「LG G5」は2,800mAhといわれているのに対し、iPhone7 Plusのバッテリー容量は2,900mAhといわれています。ちなみに、iPhone7は1,960mAhとの説が有力です。
一般的には、バッテリー容量が大きければ大きい程より多く充電することができ、その分時間もかかるといわれています。となると、バッテリー容量を考慮したとしてもiPhone7 Plusの充電速度は遅い方といえるでしょう。
バッテリー容量が1,624mAhといわれているiPhoneSEの充電時間が、iPhone7よりも長い点も気になりますね。
充電速度が前モデルに比べて改善したのはこれだ!
Phone Arenaでは、昨年も同様の調査を行っており、その調査では「LG V10」の充電時間がわずか1時間ちょっとを記録しており、残念ながら、今年調査対象となったモデルの中にはこの記録を塗り替えたものはありませんでした。
一部だけですが、今回の調査を参考にした限りで、バッテリーの充電速度の変化を簡単にまとめておきました。
新端末 | 旧端末 | 新端末 充電時間 |
変化 |
---|---|---|---|
iPhone7Plus | 6sPlus | 197分 | +32分 |
iPhone7 | 6s | 141分 | -9分 |
GalaxyS7edge | S6edge | 99分 | +16分 |
GalaxyS7 | S6 | 88分 | +10分 |
LG V20 | V10 | 86分 | +21分 |
LG G5 | G4 | 76分 | -51分 |
OnePlus3 | 2 | 74分 | -76分 |
Huawei P9 | P8 | 146分 | -34分 |
引用元:Fastest charging phones (2016 edition)
iPhone7に関してはわずか9分ですが若干の改善が見られており、他にも「LG G5」「OnePlus 3」「Huawei P9」の充電時間も前モデルに比べて改善されています。
バッテリーの充電時間をスマホ選びで重視している方は、一つの参考にしてみて下さい。
ソース:Phone Arena
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