IIJmio徹底まとめ!最大10枚のSIM利用とかけ放題30分定額がお得

IIJmioはdocomo回線を利用できるMVNOですが、MVNO業界の「老舗」といわれるくらいかなり前からサービスを提供しています。それもあってか、サービスの質や信頼性の高さには定評があります。

管理人が初めて利用したMVNOがIIJmioだったのですが、ホームページがとても見やすく、プランごとに色分けされていてとても見やすかったので、「MVNOってなに?(・ω・)」というくらい初心者だった管理人でも、契約前にどういったプランなのか、料金は大体どれくらいかかるのか、どういった端末で利用できるのか、といった点を概ね抑えることができ、安心して利用開始できたのを覚えています。

実際に利用開始してみても、通信速度が安定していて、会員ページも利用しやすく節約機能(クーポンスイッチ)やチャージも難なく利用することができました。

今回は、IIJmioがどういったプランを提供しており、料金はキャリアと比較してどれくらい安いのか、などについてまとめました(`・ω・′  )

目次

プラン詳細

IIJmioでは、docomo回線を利用することができる「タイプD」と、au回線を利用することができる「タイプA」のSIMが提供されています。各SIMの月額利用料金は以下の通りです。

タイプD(docomo回線)

タイプDでは、データSIM・SMS対応SIM・音声通話SIMが提供されており、月額900円から利用することができます。

プラン SIM 通信量 月額料金 SIM枚数
ミニマムスタート データ 3GB 900円 最大2枚
SMS対応 6GB 1,040円
音声通話 10GB 1,600円
ライトスタート データ 3GB 1,520円
SMS対応 6GB 1,660円
音声通話 10GB 2,220円
ファミリーシェア データ 3GB 2,560円 最大10枚
SMS対応 6GB 2,700円
音声通話 10GB 3,260円

タイプA(au回線)

タイプAでは、SMS対応SIM・音声通話SIMのみが提供されており、データSIMは提供されていません。ただ、SMS対応SIMでも月額900円から利用できます。

プラン SIM 通信量 月額料金 SIM枚数
ミニマムスタート SMS対応 6GB 900円 最大2枚
音声通話 10GB 1,600円
ライトスタート SMS対応 6GB 1,520円
音声通話 10GB 2,220円
ファミリーシェア SMS対応 6GB 2,560円 最大10枚
音声通話 10GB 3,260円

利用開始月の通信量は日割で付与されます。月々付与される通信量を使い切ると、通信速度が200Kbps以下に制限されてしまいます。

タイプAの場合はデータSIMが提供されていませんが、SMS機能付きSIMはタイプDのデータ通信専用SIMと同じ月額料金で利用することができます。

ミニマムスタートプランとライトスタートプランでは最大2枚のSIMが付与されるので、2台持ちのユーザーでも十分対応できます。ファミリーシェアプランでは初めに3枚のSIMが付与されますが、最大10枚まで増やすことができます。複数台持ちの人がいる家族でも、大人数の家族でも十分利用することができます。(音声通話機能付きSIM(みおふぉん)は最大5枚までです)

さらに、IIJmioでは、同一プラン内でタイプDとタイプAのSIMを混在させて利用することができるので、端末ごとに利用する回線を分けたり、ファミリーシェアプランを利用するユーザーがそれぞれ希望するSIMを選んで使うことも可能です。タイプD・タイプA間で通信量をシェアすることもできます。

ミニマムスタートプランとライトスタートプランの場合は2枚目、ファミリーシェアプランの場合は4枚目からSIMを追加することができますが、追加したSIMを利用する際は月額400円の利用料がかかります。追加したSIMとして、SMS機能付きSIMや音声通話機能付きSIMを選択した場合400円とは別に、SMS付帯料(月額140円)や音声通話機能付帯料(月額700円)が発生します。例えば、ファミリーシェアプラン(音声通話機能付きSIM, タイプD)を契約し、データ通信専用SIMとSMS機能付きSIM、音声通話機能付きSIM(すべてタイプD)を追加した場合、月額の合計料金は5,300円となります。

3,260円(基本料金)+1,200円(追加した3枚のSIMの月額利用料金)+140円(SMS付帯料)+音声通話付帯料(700円)=5,300円

なお、SIMを追加する場合は、初期費用としてSIM追加手数料(2,000円/枚)がかかりますが、今ならキャンペーン中で、1枚までなら無料でSIMを追加できます。キャンペーンは2017年3月31日(金)までとなっています。

このように、IIJmioでは、どのプランでも特に月々付与される通信量をシェアできるように複数枚のSIMが提供される点が特長になっています。

そして、今ならIIJmioのSIMを申し込んだユーザーを対象に、翌月から12ヶ月間の利用料金から400円が割り引かれるキャンペーンが実施されています。キャンペーン期間は、2017年2月20日から3月31日(金)の23:59までとなっています。割引対象となるSIMは、ミニマムスタートプラン・ライトスタートプラン・ファミリーシェアプランのデータ通信専用SIM・SMS機能付きSIM・音声通話機能付きSIM(みおふぉん)です。利用開始月の料金は日割計算されるので、今から申し込んでも利用開始月の料金は少なめでスタートできます。

キャンペーン適用後の料金は以下の通りになります。

▼タイプD(docomo回線)

  ミニマム ライト ファミシェア
データ通信専用SIM 500円 1,120円 2,160円
SMS機能付きSIM 640円 1,260円 2,300円
音声通話機能付きSIM 1,200円 1,820円 2,860円

▼タイプA(au回線)

  ミニマム ライト ファミシェア
データ通信専用SIM
SMS機能付きSIM 500円 1,120円 2,160円
音声通話機能付きSIM 1,200円 1,820円 2,860円

なお、既にIIJmioを利用中でSIMを追加した場合や申し込んだプランがモバイルプラスサービスの場合はキャンペーンの対象外になるので注意です。

モバイルプラスサービス

「モバイルプラスサービス」は、月々の通信量が余ったら、その余った通信量に応じて月額料金が割引されるサービスです。このサービスでは、月々の通信量が3GBの「エコプランミニマム」と月々の通信量が7GBの「エコプランスタンダード」の2つのプランが提供されており、月額900円から利用できます。

プラン エコプランミニマム エコプランスタンダード
通信量 3GB 7GB
月額料金 SMS対応SIM 900円 1,700円
音声通話SIM 1,600円 2,400円
余った通信量 500MBにつき100円割引

各プランでは、SMS機能付きSIM・音声通話機能付きSIMいずれかを選択することができます。通信量が余ったら、500MB当たり100円割引されます。余った通信量は翌月に繰り越されないので注意が必要です。

「モバイルプラスサービス」に加入するためには、IIJmioサプライサービスで提供されている端末を購入することが条件となっており、SIMのみの契約には対応していません。端末は、auのVoLTE対応端末の中から選択できます。

対象端末と価格は以下の通りです。

端末 分割払い
ZenFone 3 1,650円/月×24回払い
Alcatel IDOL4 1,500円/月×24回払い
arrows M03 1,380円/月×24回払い
SHARP SH-M04-A 1,380円/月×24回払い
ZenFone 3 Laser 1,200円/月×24回払い
Alcatel SHINE LITE 950円/月×24回払い
ZenFone Go 850円/月×24回払い
ZenFone 2 Laser 750円/月×24回払い
Aterm MR05LN 1,850円/月×24回払い

IIJmioは未成年でも利用できる?

IIJmioでは、未成年社は音声通話機能付きSIMを契約することはできませんが、親名義でSIMを契約して未成年の子供に利用させることはできます。

法律上、未成年者は親の同意があれば契約することができますが、多くのMVNOでは契約手続をより簡素にするためにあえて未成年者の申込みを受け付けていないことが多いです。

ただ、これは未成年者によるSIMの利用を認めていないわけではなくて、親名義でSIMを契約して利用させることは全く問題ありません。

MNPでファミシェアを契約する際の注意点

IIJmioにMNPしてファミリーシェアプランを契約する場合に、特に注意してもらいたいのがIIJmioの契約名義とMNPを行う回線の名義を同一にする必要があるという点です。例えば、Aさん・Bさん・Cさんで構成される3人家族がいて、全員それぞれの名義でdocomoを契約して利用中の場合、このままではIIJmioにMNPして家族一緒にファミリーシェアプランを利用することはできません。

この場合は、一旦docomoのすべての回線の名義を、IIJmioで契約する人の名義に変更する必要があります。つまり、MNPするためには、MNP元の回線の名義とMNP先の回線の名義を同じにする必要があるのです。

元々IIJmioを利用している家族がいない場合はこれだけ注意しておけばいいのですが、既にIIJmioを利用中の家族がいる場合は以下の点にも注意が必要です。

家族の一人が既にファミシェアを利用中の場合

家族の一部が既にIIJmioのファミリーシェアプランを契約して利用中で、残りの家族もIIJmioにMNPさせて追加したいという場合もあるでしょう。もちろん、そういったことも可能ですが、この場合も一旦MNP元の回線名義を、IIJmio契約者の名義と同じにしてからMNPする必要があります。

IIJmioの方では、「SIMカードの追加」としてMNPの申し込みをする形になります。

IIJmioを家族別々の名義で利用している場合

Aさん・Bさん・Cさんの3人家族がいて、全員がそれぞれの名義でIIJmioのプラン(ファミリーシェアプラン以外)を利用しているとします。この場合は、残念ながらいずれかの名義にまとめてファミリーシェアプランに変更するといったことはできません。つまり、一度別々の名義でIIJmioのSIMを契約してしまうと、再度契約し直さない限り、家族一緒にファミリーシェアプランを利用することはできなくなるので、これだけは可能な限り避けたいところですね。

家族の一人がファミシェア以外のプランを利用中の場合

Aさん・Bさん・Cさんの3人家族がいて、AさんがIIJmioのミニマムスタートプラン(またはライトスタートプラン)を利用していて、docomoを利用中の他の家族(Bさん・Cさん)と一緒にファミリーシェアプランを利用したいと考えている場合は、まずAさんのSIMをファミリーシェアプランにプラン変更してから、BさんとCさんをIIJmioにMNPさせる必要があります。プラン変更の前にBさんとCさんをMNPさせてしまうと、上記で書いたように家族が別名義でIIJmioのSIMを利用する状態となってしまうからです。

なお、プラン変更は翌月1日からの適用となるので、MNPはそれ以降となってしまいます。

以上、IIJmioは名義とMNPのタイミングさえ気をつければ、家族一緒にファミリーシェアプランを利用することができますが、プラン変更が翌月から適用される点が少々デメリットになってしまう場合があります。

通話サービスが充実!

3分・5分かけ放題から選べる!家族間なら最大30分かけ放題

IIJmioでは、「何度でもかけ放題」がオプションサービスとして提供されており、3分かけ放題(月額600円)と5分かけ放題(月額830円)から選ぶことができます。家族間(同一のmioID間に限定)であれば、3分かけ放題であれば最大10分以内、5分かけ放題最大30分以内の通話がかけ放題となります。

この料金で利用するためにはIIJmioの「みおふぉん」というアプリから発信する必要があります。

mio-phone-apps

アプリから発信するので、かけ放題の時間を超過した場合でもその超過分については通常料金(20円/30秒)の半額で利用することができます。家族間であれば、「ファミリー通話割引」も同時に適用されるので、超過分については8円/30秒の料金で利用できます。

毎月3分以内の通話を11回以上利用する方であれば3分かけ放題、毎月5分以内の通話を9回以上利用する方であれば5分かけ放題がお得です。

600円(月額料金)÷60円(みおふぉん利用時の通話料金)=10回

830円(月額料金)÷100円(みおふぉん利用時の通常料金)=8.3回

オプションサービスも充実

IIJmioでは、「留守番電話サービス」(月額300円)が提供されています。これはauの「お留守番サービスEX」に相当するサービスで、3分間の伝言であれば99件保存可能です。

また、auの「割込通話サービス」に相当する「割り込み電話着信サービス」(月額200円)も提供されており、電話中に別の人から電話がかかってきた時に、通話中の電話を一旦保留にして後からかかってきた人と通話をすることができます。重要な電話がかかってくる可能性がある方であれば、必ず付けておきたいところですね。

auの「着信転送サービス」に相当する「転送電話サービス」も提供されており、スマホにかかってきた電話を予め登録した電話番号に転送することができます。後で転送の条件を変更することもでき、電話に出られない時に転送するようにしたり、通話中にかかってきた電話を転送するようにしたりすることができます。

なお、「転送電話サービス」は、「留守番電話サービス」と併用することはできず、「転送電話サービス」を利用している場合は「留守番電話サービス」の提供が停止されてしまうので注意が必要です。

キャリアからのMNPでどれだけ安くなる?

ソフトバンクのスマ放題ライト(データ定額5GB)からIIJmioにMNPしてライトスタートプラン(6GB)の音声通話機能付きSIMを契約し、5分かけ放題のオプションをつけた場合にどれだけ携帯料金を抑えられるかを調べてみました。ただ、利用可能な通信量が若干異なるので、その辺は気持ち割り引いておいてください。

SoftBankとIIJmioそれぞれで利用する通信量や通話、オプションは以下の通りです。

  SoftBank
スマ放題ライト(5GB)
IIJmio
ライトスタート
通信量 5GB 6GB
通話 5分かけ放題 20円/30秒
オプション 5分かけ放題

そして、各プランを利用した場合の月額料金は以下の通りです。

▼SoftBank「スマ放題ライト(データ定額 5GB)」

  SoftBank
スマ放題ライト(5GB)
IIJmio
ライトスタート
基本料金 1,700円 3,260円
ウェブ使用量 300円
データ定額 5GB 5,000円
5分かけ放題オプション 830円
月額料金 7,000円 4,090円

IIJmioの方が、なんと3,000円近くもお得になります(°ω°)

通信速度も結構速い!

これほどプランが充実していて料金も安いIIJmioですが、実際の通信速度がどれくらい出るのか気になっている方もいるでしょう。というわけで、2017年1月3日の17時〜19時台にかけて都内各地で通信速度を計測しました。

ちなみに、ダウンロード速度が最も重要で利用環境に大きく影響します。

測定の結果、渋谷と品川以外は10〜20Mbpsを記録しました。この速度はMVNOにしては十分な速度です。IIJmioはMVNOの老舗といわれる程かなり前からサービスを提供しており、利用者がかなり多いようですが、設備の増強もかなり進んでいるようですね。

▼ダウンロード速度

ちなみに、10〜20Mbpsも出ていればインターネットやSNS、メールの送受信はもちろん、動画視聴といった重めの作業も問題なく可能でしょう。

アップロードとPingは以下の通りです。参考までにチェックしてみてください。

▼アップロード速度

▼Ping

タイプAのSIMを利用する際の注意点3つ

1. au端末でもSIMロック解除が必要

現状では、au回線が利用できるMVNOは、IIJmioの他にUQmobileやmineoが存在していますが、UQmobileやmineoのSIMは、VoLTE非対応のau端末であればSIMロックを解除しなくても利用することができます。

しかし、IIJmioのタイプAのSIMを利用する場合は、iOS端末/Android端末いずれもSIMロック解除が必要となっています。

キャリア端末でSIMロック解除ができる端末は限られており、iPhoneであればiPhone6s/6s Plus以降の機種に関してはSIMロック解除ができます。iPhone6/6 Plus以前の機種はSIMロック解除できないので、これらの端末をキャリアで購入している場合はIIJmioのタイプAのSIMは利用できません。

2. 利用できる端末が限られている

タイプAのSIMは、タイプDに比べて利用できる端末が限られているので、既に利用したい端末があってSIMだけ揃えようと考えている方は特に注意が必要です。

SIMフリー版の端末では、iPhone7/7 PlusやiPhoneSE、iPhone6s/6s Plusなどの動作確認がされており、データ通信・音声通話が可能ということです。また、auのiPhone6s/6s Plusでもデータ通信・音声通話が可能となっており、以下の端末に関してはテザリングも可能となっています。

  • HTC J butterfly HTV31
  • isai vivid LGV32
  • AQUOS SERIE mini SHV33
  • Galaxy A8 SCV32
  • Xperia Z4 SOV31
  • Qua phone KYV37
  • DIGNO rafre KYV36
  • TORQUE G02 KYV35
  • URBANO V02 KYV34

3. au回線だからといって速いわけではない

UQmobileやmineoのSIMは、docomo系MVNOよりも通信速度が速い傾向にあることがいわれていますが、IIJmioのタイプAのSIMに関してはそれが当てはまりません。(IIJmioが公式に否定)

また、SIMを利用する地域が3G回線にしか対応していない場合、データ通信・音声通話いずれも利用できないということなので注意が必要です。

追加チャージ料金・有効期限・チャージ方法は?

IIJmioのSIMを利用していて月々の通信量を使い切ってしまった場合は、通信量を追加でチャージすることができます。IIJmioでは、追加チャージのことを追加クーポンの購入といっています。

料金・有効期限

追加クーポンは、ネット上で購入できる「追加クーポン」と店頭で購入できる「クーポンカード」が用意されています。料金の相場的には追加クーポンは平均的ですが、クーポンカードは少々高めとなっています。

種類 通信量 料金 有効期限
追加クーポン 100MB 200円 購入月から3ヶ月後の末日
クーポンカード 500MB 1,500円 チャージ月から3ヶ月後の末日
2GB 3,000円

追加クーポンには、最大30枚までの購入制限があるので、使いすぎには注意です。

また、クーポンカードに関しては、購入した月ではなく実際にチャージをした月から有効期限がカウントされます。例えば、2016年11月に購入したクーポンカードで2016年12月にチャージした場合、そのクーポンは3月末まで利用することができます。(2月末までではありません)

通信量の追加チャージ方法

通信量(クーポン)の追加チャージは、IIJmioの会員専用ページで行います。会員専用ページにログインした状態で右上の「」をタップします。

続いて、「会員専用ページ」をタップします。

会員ページにログインする時は、右上の「」→「会員ログイン」をタップしてmioIDまたは登録メールアドレスとmioパスワードを入力すればOKです。

次に、チャージ(クーポン購入)をタップします。

後は、購入したいクーポン(100MB)の枚数を選択して「次へ」をタップします。あとはダイアログに従って手続していけばOKです。

通信残量のチェック・通信量の節約方法

通信残量は会員専用ページの「クーポン残量照会」でもチェックすることができますが、IIJmioの「クーポンスイッチ」というアプリが便利です。

このアプリでは、通信残量のチェックだけでなく、クーポンスイッチを使って高速通信をON/OFFすることができます。初期設定では高速通信がONになっているので、データ通信をすれば月々付与される通信量は消費されていきますが、高速通信をOFFにして低速通信を使える状態にしておくと、月々の通信量は消費されません。つまり、クーポンスイッチを使って月々の通信量を節約できるわけです。

低速通信を使うためには、まず、クーポンスイッチを起動して電話番号の右側にあるスイッチをOFFの状態にします。

あとは下のメニューバーの「適用」をタップするだけです。これだけで低速通信に切り替えることができます。

IIJmioでは、低速通信時でもバースト転送機能により一時的に高速通信を利用することができます。バースト転送機能とは、低速通信時でも初めの一定時間のみ通信速度が改善されるという機能で、その速さは高速通信並といわれています。これで動画視聴や画像の表示がスムーズになるというわけではありませんが、テキスト中心のブログを素早く表示させたり、SNSやメールのやりとりをスムーズに行うことができます。

通信量が比較的少なめの3GBプランを契約しているユーザーは活用したいところですね。もちろん、バースト機能は無料で利用できます。

ただし、低速通信時の通信利用量が直近3日間で366MB(300万パケット相当)を超えると速度制限をされてしまうことがあるので、節約したいからといって低速通信を使いすぎるのも問題です。低速通信を使うのは1日おきにするなど、自分なりの工夫が必要だと思います。

提供端末は12種類!大人気のZenFone3も提供中

IIJmioでも全12機種が提供されており、大人気のZenFone3やarrows M03も販売中で、ZenFone Maxの後継機種であるZenFone 3 Maxも追加されています。一括払いや分割払いで購入した場合の負担額は以下の通りです。

端末 一括払い 分割払い
AQUOS SH-M04-A 32,800円 1,380円×24ヶ月
AQUOSケータイ SH-N01 25,800円 1,100円×24ヶ月
Alcatel SHINE LITE 21,800円 950円×24ヶ月
Alcatel IDOL4 34,800円 1,500円×24ヶ月
ZenFone 3 Laser 27,800円 1,200円×24ヶ月
ZenFone 3 38,800円 1,650円×24ヶ月
ZenFone 3 Max 19,800円 850円×24ヶ月
arrows M03 32,800円 1,380円×24ヶ月
HUAWEI P9 lite 25,800円 1,080円×24ヶ月
HUAWEI GR5 22,800円 950円×24ヶ月
ZenFone Go 17,800円 750円×24ヶ月
Aterm MR05LN
(クレードルセット)
22,000円
(24,500円)
950円×24ヶ月
(1,060円×24ヶ月)

契約の際にかかる初期費用

IIJmioのSIMを契約する場合は、初期費用として3,000円かかります。また、SIMの契約と同時に端末を一括払いで購入する場合は、以下の費用もかかってきます。

端末 一括払い
AQUOS SH-M04-A 32,800円
AQUOSケータイ SH-N01 25,800円
Alcatel SHINE LITE 21,800円
Alcatel IDOL4 34,800円
ZenFone 3 Laser 27,800円
ZenFone 3 38,800円
ZenFone 3 Max 19,800円
arrows M03 32,800円
HUAWEI P9 lite 25,800円
HUAWEI GR5 22,800円
ZenFone Go 19,800円
Aterm MR05LN
(クレードルセット)
22,000円
(24,500円)

最低利用期間・違約金は?

IIJmioの場合は、音声通話機能付きSIMにのみ利用開始の翌月末日までの最低利用期間が設けられています。その最低利用期間が経過したとしても、利用開始の翌月を1ヶ月目とする12ヶ月間の間に解約すると音声通話機能解除調定金というものがかかってきます。音声通話機能解除調定金の額は解約した月により異なり、契約期間が長くなるにつれて1,000円ずつ減っていき、利用開始の翌月の13ヶ月後には0円となります。

例えば、2016年12月に音声通話機能付きSIMを利用開始した場合の音声通話機能解除調定金の額の変動は以下の通りとなります。

解約月 金額
2016年12月 12,000円
2017年1月 11,000円
2017年2月 10,000円
2017年3月 9,000円
2017年4月 8,000円
2017年5月 7,000円
2017年6月 6,000円
2017年7月 5,000円
2017年8月 4,000円
2017年9月 3,000円
2017年10月 2,000円
2017年11月 1,000円
2017年12月 0円

多くのMVNOでは音声通話SIMの最低利用期間は1年に設定され、その最低利用期間内に解約すると解約時期にかかわらず一律で9,000円〜10,000円くらいの違約金がかかってくるのですが、IIJmioは契約期間を考慮してくれるので他のMVNOに比べて良心的です。

SIMのサイズ・タイプ・プラン変更など

プラン変更

IIJmioでは、無料でプラン変更(ミニマムスタートプラン・ライトスタートプラン・ファミリーシェアプラン)をすることができます。通信量が不足しがちな時は、費用的に迷うことなく変更できる点は大きなメリットだと思います。

プランの変更は、IIJmioの会員ページから行うことができます。IIJmioの会員ページにログインした状態でIIJmioの公式サイトにアクセスし、右上の「」をタップします。

続いて、「会員専用ページ」をタップします。

ちなみに、会員ページにログインするには「」→「会員ログイン」をタップしてmioIDまたは登録メールアドレスとmioパスワードを入力すればOKです。

続いて、プラン変更予約を選択します。あとは、ダイアログにしたがって手続していくだけです。

プラン変更の申込みをしたら、翌月1日から適用されます。ただし、毎月の末日だけプラン変更の申し込みをすることができないので、申し込みを希望するのであれば早めにやっておいた方が良いです。

SIMのサイズ変更・再発行

端末によって必要となるSIMのサイズが異なりますが、機種変更によって必要なSIMのサイズが変わった場合はSIMサイズを変更することができます。SIMのサイズ変更をする場合は、新たにSIMカードを発行する必要があるので、1枚につき2,000円の手数料がかかります。

SIMを紛失したり、SIMが故障してしまった時は、SIMカードの再発行をすることができます。再発行の手数料は、SIMカード1枚につき2,000円です。通常、SIMサイズの変更やSIMカードの追加、再発行には3,000円の手数料がかかることが多いですが、IIjmioでは2,000円と比較的安めに設定されているのが特長です。

今ならキャンペーン中となっており、無料でSIMサイズを変更したり、SIMを再発行してもらうことができます。キャンペーンは2017年3月31日(金)までなので、機種変更の予定がある方はお早めに依頼しておくと良いでしょう。

なお、SIMのサイズ変更と再発行は、会員専用ページの「SIMカードサイズの変更・再発行」で手続できます。

SIMカードの交換やタイプ変更

また、データ通信専用SIM・SMS機能付きSIM・音声通話機能付きSIM間で変更する場合はSIMカードの交換、SIMのタイプ(タイプD/タイプA)を変更する場合はタイプ変更が可能です。

ただし、利用中の音声通話機能付きSIMから、別の番号の音声通話機能付きSIMに変更することはできません。あと、音声通話機能付きSIMのタイプ変更については現時点では受け付けられていないようです。(2017.1.4時点)

SIMの交換やSIMタイプの変更をした場合は、古い方のSIMは新しいSIMカードの利用開始日の前日まで利用することができます。音声通話機能付きSIMを他のSIMと交換する場合は、毎月20日まで申し込みをすることができ、古い方のSIMは申込月の月末まで利用することができます。

なお、SIMの交換やタイプ変更は会員専用ページの「SIMカードの交換・タイプ変更」で手続することができます。手数料は、SIMカード1枚につき2,000円かかります。

今ならキャンペーン中で、SIMカードの交換やタイプ変更の手数料が無料になります。キャンペーンは、2017年3月31日(金)までなので、使いたい機能(使っていない機能)がある方や使う回線を変更したい方はお早めに依頼してみてください。

SIMカードの追加

ミニマムスタートプランやライトスタートプランでは最大2枚、ファミリーシェアプランでは最大10枚までSIMを追加することができますが、SIMカードを追加する場合は、手数料は枚数に関係なく一律で2,000円となっています。MVNOによっては1枚ごとに手数料がかかってくる場合もあるので、これはありがたいですね。

さらに、今ならキャンペーン中で1枚までなら無料でSIMを追加できます。キャンペーンは、2017年3月31日までとなっています。

SIMカードの追加は、会員専用ページの「SIMカードの追加」で手続できます。

IIJmioの評判・口コミ

IIJmioの口コミをまとめてみました。

今はLINEが発達しているので、通話を利用することが少ない人はデータSIMでも十分対応可能でしょう。

IIJmioの通信品質は比較的良い上に、キャリアに比べてかなりスマホ費用を安く抑えられるのは良いですよね。

x.com

通信速度もいくつかアップされているので、代表的なものを公開しておきます。 IIJmioの大きな特長は通信速度が安定しているという点です。実際にスマホを利用する時に100Mbps以上も必要になることはほとんどなく、一般的には10Mbps〜20Mbpsも出ていれば利用間環境にはほぼ支障ないことが多いです。 これくらいの速度を安定的に出せるのは、IIJmioの大きな強みです。

こちらがタイプA(au回線)の通信速度です。普段の利用(インターネット・SNS・メールの送受信・動画視聴など)には、申し分ない速度だと思います。

空いている時間帯だとかなり速くなることもあります。

x.com

他にも、IIJmioに関しては、長年サービスを提供していて信頼できる、ホームページの説明が親切で分かりやすいといった声もありました。

子供のスマホには「みまもりパック」がオススメ

IIJmioでは、「みまもりパック」(月額500円)が提供されており、スマホ利用による驚異から子供を守ることができます。「みまもりパック」では、「ウイルスバスターモバイル月額版」と「i-フィルター」がセットで提供されています。

ウイルスバスターモバイル月額版」では、不正なアプリや有害サイトからの弊害を防止するための対策や、盗難・紛失時の対策、迷惑SMSや迷惑着信のセキュリティ対策をすることができます。

i-フィルター」は、いわゆるフィルタリングサービスのことで、子供に見せたくないサイトにだけアクセスさせないようにすることができます。特定のアプリの利用制限をすることもできるので、お子さんを有害なサイトやアプリから可能な限り守ることができます。

「ウイルスバスターモバイル月額版」(月額250円)と「i-フィルター」(月額360円)を別々につけると月額610円かかってしまいますが、「みまもりパック」なら月額500円に抑えることができます。

あと、動作環境が限られているので注意が必要です。「ウイルスバスターモバイル月額版」は、Android2.3・3.0・3.1・3.2・4.0・4.1・4.2・4.3・4.4・5.0・5.1で利用することができ、70MB以上のストレージ空き容量と90MB以上のメモリ空き容量が必要です。iOSには対応しておらずiPhoneでは利用できないので注意が必要です。

「i-フィルター」は、Android2.2以降とiOS6.0以降に対応しています。こちらは、iPhoneでも利用できます。

端末が故障してもすぐに交換できる!

端末補償オプション」(月額380円)は、端末が壊れてしまった時に、端末を交換してくれるサービスです。端末が壊れた時のために月々380円も払うなんてもったいないと思う方もいるかもしれませんが、端末が壊れてしまうと、それを修理に出す手間だけでなく修理の間の代用機も用意する必要があり結構大変です。

このオプションに加入しておくと、端末の画面が割れたり、水漏れしたり、全損や部分的に破損した場合に、以下の料金で端末を交換してくれます。

利用回数 端末交換代金
1回目 5,000円
2回目 8,000円

しかも、翌日に配達してくれるという対応の迅速さです。土日や祝日も受付られており、日本全国に対応しているので、いつ破損しても、どの地域に住んでいても安心して利用することができます。なお、端末補償オプションでは、端末の利用開始日から補償開始となります。

自然故障も対応してくれますが、利用開始から1年間で発生した自然故障についてはメーカー補償となり無料で修理できる可能性があるので、メーカーの方に問い合わせる形になります。

今なら月額料金が2ヶ月間無料になるキャンペーン実施中です。

このオプションは、端末の購入と同時の申込みのみに対応しており、プラン申込後にオプションだけ申し込むといったことはできないので注意が必要です。

なお、盗難・紛失は補償対象外で、補償対象端末はIIJmioサプライサービスで提供されるモデルのみとなっています。IIJmioサプライサービスで端末を購入していて、故障した時の面倒さを回避したい方は入っておきたいオプションです。

解約手続

IIJmioの場合は月の途中でも解約できますが、実際の解約日は月末になります。解約手続は、IIJmioの会員専用ページの「サービスのご解約」でできるのでとても簡単です。

IIJmioでは、解約後にSIMを返却する必要があり、下記住所まで送る必要があります。(送料はユーザー負担

〒 143-0006
東京都大田区平和島3-6-1 東京団地倉庫A-2棟 住友倉庫内
IIJモバイル 解約受付センター
TEL:03-5205-4400

送るのはSIMだけでOKで、そのまま封筒などに入れて送れば大丈夫です。

SIMを送らなかったら何か請求されるというわけではありませんが、送料もそんなにかからないので送っておいた方が良いと思います。

どんな人にオススメ?

IIJmioは、何といってもファミリーシェアプランで10枚のSIMが付与され、最大10人でスマホを利用することができるので、家族で一緒にスマホを契約したいという方にオススメです。

また、一人での利用が想定されているミニマムスタートプランやライトスタートプランでも、最大2枚のSIMが付与されるので、2台のスマホを利用したいとか、スマホとタブレットを利用したいという方にもオススメです。

あと、かけ放題プランも充実しており、家族間だと最大30分以内の通話が定額で利用できるので、家族で一緒に利用する方はもちろん、3分以内や5分以内の通話を定期的に利用する方にもオススメです。

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