LINEモバイルはdocomo回線を利用できるMVNOですが、2016年10月からからサービスが開始され、早速利用開始したユーザーのレビューがネット上に出回っているようです。特にLINEやTwitterなどのSNS利用時のデータ通信については料金が発生しない「カウントフリー」というサービスの評判が良いようです。
また、通信速度も非常に速く、快適に利用できるという声も上がっています。さらに、MVNOでありながらLINEの本人確認やID検索が可能である初の格安SIMとしても注目されています。
今回は、LINEモバイルが提供しているプランやその料金、通話料金、提供されている端末などをまとめました(`・ω・′ )
目次
プラン詳細
LINEモバイルでは、主にライトユーザー向けの「LINEフリープラン」と普通からヘビーユーザー向けの「コミュニケーションフリープラン」が提供されています。
今なら春の新生活応援キャンペーンが実施されており、音声通話SIMを利用開始したユーザーは、2017年6月と7月の利用料金が無料になります。LINEモバイルでは、通常、初月の利用料金が無料になるので、キャンペーンが適用されると最大3ヶ月の利用料金が無料になります。例えば、2017年2月に音声通話SIM(コミュニケーションフリープラン・3GB)利用開始した場合にかかる7月までの利用料金は以下の通りです。
2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 0円 | 1,690円 | 1,690円 | 1,690円 | 0円 | 0円 | 0円 |
初期費用 | 3,400円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
負担額/月 | 3,400円 | 0円 | 1,690円 | 1,690円 | 1,690円 | 0円 | 0円 |
キャンペーンの適用対象となるのは音声通話SIMを利用開始したユーザーで、契約したプランのタイプは問われません。なので、LINEフリープランの音声通話SIMでも適用されます。
キャンペーン期間は、2017年2月1日から4月30日までとなっています。ここで注意したいのが、キャンペーン適用の基準となるのが「利用開始日」であることです。例えば、2017年4月30日に申し込んでも利用開始日が4月1日以降になってしまうので、この場合はキャンペーンは適用されません。LINEモバイルの音声通話SIMを利用したいと考えている方は早めに申し込むことをオススメします。
LINEフリープラン
「LINEフリープラン」では、データSIM・SMS対応SIM・音声通話SIMの3種類が提供されており、通信量はそれぞれ1GBのみとなっています。月額料金は以下の通りです。なんと月額ワンコイン(500円)から利用できます。
SIM | 通信量 | 月額料金 |
---|---|---|
データ通信のみ | 1GB | 500円 |
データ通信 + SMS |
1GB | 620円 |
データ通信 + SMS + 音声通話 |
1GB | 1,200円 |
月々付与される通信量は翌月まで繰り越すことができます。
LINEフリープランの凄さは、月額料金が安いだけでなく、LINEのトークやタイムライン利用時の通信量がカウントフリー(通信料金が発生しない)となっています。今やほとんどのスマホユーザーはLINEを使っているので、1GBでやりくりしなければならない中でLINE利用分の通信量がカウントされないのはありがたいですよね。カウントフリーになる機能は以下の通り。
▼トーク
- テキスト/音声メッセージの送受信
- スタンプ/画像/動画/その他ファイルの送受信
- 無料通話、ビデオ通話
▼タイムライン
- 画面の閲覧、投稿(画像・動画を含む)
▼その他
- スタンプ/着せ替えのダウンロード
- アカウント設定に関わる利用
- 友だち一覧画面の表示、友だちの追加
- 「その他」画面の表示
基本的な機能はほぼ網羅されているので、ほとんどのユーザーにとっては、LINE使用中は通信量がほぼ消費されないといっても良いでしょう。
なお、月々の通信量(1GB)を使い切ってしまうと、通信速度が200Kbpsに制限されてしまいますが、カウントフリーの対象になっているLINEの操作に関しては、月々の通信量を使い切っても高速通信が利用できます。
「データ通信+音声通話」のSIMの場合、利用開始の翌月を1ヶ月目とする12ヶ月間は最低利用期間となっており、その間に解約やMNP転出をすると9,800円の違約金がかかります。
コミュニケーションフリープラン
「コミュニケーションフリープラン」では、SMS対応SIM・音声通話SIMの2種類が提供されており、通信量はそれぞれ3GB・5GB・7GB・10GBが提供されています。
SIM | 通信量 | 月額料金 |
---|---|---|
データ通信 + SMS |
3GB | 1,110円 |
5GB | 1,640円 | |
7GB | 2,300円 | |
10GB | 2,640円 | |
データ通信 + SMS + 音声通話 |
3GB | 1,690円 |
5GB | 2,220円 | |
7GB | 2,880円 | |
10GB | 3,220円 |
LINEフリープランと同じく、月々付与される通信量は翌月まで繰り越すことができます。
料金的には業界平均に比べたら少々高めに設定されていますが、コミュニケーションフリープランでは以下のSNS利用時の通信量がカウントフリーとなっており、これらのSNSサービス利用時は通信料金が発生しません。SNSをかなり利用するユーザーにとっては、総合的には十分安く利用できるプランだと思います。
- LINE
なお、通信量がカウントフリーになる機能は以下の通りです。
SNS | カウントフリー対象機能 |
---|---|
LINE | <トーク> ●テキスト/音声メッセージの送受信 ●スタンプ/画像/動画/その他ファイルの送受信 ●無料通話、ビデオ通話 <タイムライン> ●画面の閲覧、投稿(画像・動画を含む) <ニュースタブ> ●トップ画面の閲覧 ただし、ニュースのタイトルをクリックして詳細画面に飛ぶ時の通信量はカウントフリー対象外です。 カウントフリーとなるのは、トップ画面を表示させる際の通信量のみです。 <その他> ●スタンプ/着せ替えのダウンロード ●アカウント設定に関わる利用 ●友だち一覧画面の表示、友だちの追加 ●「その他」画面の表示 |
●タイムラインの表示、投稿(画像・動画を含む) ●ホーム/ニュース/通知の画面表示 ●ダイレクトメッセージの利用 ●プロフィールの編集 |
|
●タイムライン/ニュースフィード画面の表示、投稿(画像・動画を含む) ●リクエスト/お知らせ/その他の画面表示 ●プロフィールの編集 |
|
●タイムライン/ストーリーの画面表示、投稿(画像・動画を含む) ●検索画面での検索、検索結果の表示(画像・動画を含む) ●アクティビティの画面表示 ●ダイレクトメッセージの利用 ●プロフィールの編集 |
※ニュースタブでは、ホットなトップニュースをささっとチェックできる上に、日々の天気・気温や「FOR YOU」で気になる話題のニュースもチェックすることができます。さらに、エンタメ関連のニュースやランキング形式で表示されたニュース、カテゴリごとに表示されたニュースもチェックすることができます。
月々付与される通信量を使い切ると、通信速度が200Kbps以下に制限されてしまいますが、カウントフリーの対象となるLINE・Twitter・Facebook・Instagramの上記操作に関しては高速通信を利用することができます。
なお、「データ通信+音声通話」のSIMを契約した場合は、利用開始月の翌月を1ヶ月目とする12ヶ月間の最低利用期間があり、最低利用期間中に解約すると9,800円の違約金が発生するので注意が必要です。
LINEモバイルでは、「LINEフリープラン」「コミュニケーションフリープラン」いずれの場合も初月の利用料金は無料となる上に日割料金も発生しません(ただし、初月に解約した場合は初月分の基本料金が請求されます)。例えば、2017年2月にLINEフリープランの音声通話SIMの利用開始をした場合、必要となる初期費用や月額料金は以下の通りとなります。
2月 | 3月 | 4月 | 5月 | |
---|---|---|---|---|
通信量 | 1GB | 1GB | 1GB | 1GB |
月額料金 | 0円 | 1,200円 | 1,200円 | 1,200円 |
初期費用 | 3,400円 | 0円 | 0円 | 0円 |
負担額/月 | 3,400円 | 0円 | 1,200円 | 1,200円 |
ちなみに、LINEモバイルの場合は本人確認書類のアップロードが完了した時点で申し込み完了となります。例えば、2017年1月31日時点で本人確認書類のアップロードが完了しこのメールが届いた場合は2017年1月31日に申込み完了となりますが、本人確認書類のアップロードが2017年2月1日になってしまった場合は2017年2月1日に申込み完了となります。
申し込みした日によっては、キャンペーンが適用されなかったり、増額後の手数料が適用されてしまったりするので、これからLINEモバイルに申し込む予定の方は早めにアップロードしておくことをオススメします。
MUSIC + プラン(MUSICプラスプラン)
「MUSIC + プラン」では、LINE MUSIC利用時の通信量に加え、主要SNS(LINE・Twitter・Facebook・Instagram)利用時の通信量がカウントフリー(料金が発生しない)となっています。月々の通信量を使い切ってしまっても、これらのサービスを利用する時は高速通信を利用できます。
LINE MUSICのカウントフリー対象となる機能は、以下に限定されているので注意!
- 音楽・音声の視聴
- 歌詞・文章の閲覧
- 音源の保存
- 楽曲の検索
現在は、カウントフリー対象となるのはLINE MUSICのみですが、2017年初夏には対象サービスが拡大されるということです。
通信量やSIMは以下から選択できます。
SIM | 通信量 | 月額料金 |
---|---|---|
データ通信 + SMS |
3GB | 1,810円 |
5GB | 2,140円 | |
7GB | 2,700円 | |
10GB | 2,940円 | |
データ通信 + SMS + 音声通話 |
3GB | 2,390円 |
5GB | 2,720円 | |
7GB | 3,280円 | |
10GB | 3,520円 |
このように、LINEモバイルでは主要サービス利用時に通信量がカウントフリーになるプランが充実しています。特に、SNSでは動画や画像を扱うことも増えているので、普段消費する通信量も馬鹿になりません。対象のサービスをよく利用するという方は、LINEモバイルにした方がお得だと思います。
今なら3ヶ月間3GBプレゼント!
LINEモバイルは、コミュニケーションフリープランの利用を開始したユーザーを対象に、月々3GB分の通信量を3ヶ月間プレゼント(合計で9GBプレゼント)するLINEモバイルデビュー応援キャンペーンを実施しています。キャンペーンは、2017年3月31日まで実施されています。
キャンペーンの対象となるSIMは、「データ通信+SMS」と「データ通信+音声通話」のみとなっており、「データ通信のみ」は対象外です。例えば、2017年1月15日にコミュニケーションフリープランの「データ通信+音声通話」(3GB)を契約した場合、月々利用できる通信量と負担額は以下の通りになります。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | |
---|---|---|---|---|
通信量 | 3GB | 6GB | 6GB | 6GB |
月額料金 | 0円 | 1,110円 | 1,110円 | 1,110円 |
手数料 | 3,400円 | 0円 | 0円 | 0円 |
負担額/月 | 3,400円 | 0円 | 1,110円 | 1,110円 |
増量される3GBの付与は、利用開始月の翌月の3営業日以内には開始されるということです。
LINEモバイルでは、初月の月額料金が無料である上に請求も翌月なので、費用的にはかなり優しくなっています。MVNOのSIMを使ったことがないのでちょっと試してみたい方や、月々必要な通信量が分からずどのプランを選んだら良いのか分からないという方がお試しで使うのにも良いと思います。
なお、増量された3GBは翌月末まで繰り越すことができますが、データプレゼントの対象にはならないので注意が必要です。
LINEならではのサービスが充実
LINEモバイルでは、LINEならではのサービスが充実しています。
電源を入れるだけでスマホの利用を開始できる
SIMの契約と同時にスマホを購入した場合は、スマホにSIMが挿入されAPN設定がされた状態で発送されるので、スマホが届いたら電源を入れるだけでスマホの利用を開始することができます。
SIMを挿入したり、APN設定をしたことがなくて不安に思っている方であっても、LINEモバイルであれば面倒なSIMの挿入やAPN設定をすることなく利用開始できるので安心です。
MVNOなのに、LINEの本人確認やID検索ができる
LINEの本人確認にはキャリアのアカウントが必要なので、基本的にはキャリアのアカウントを持っていないMVNOユーザーはLINEの本人確認をすることができず、ID検索もすることができません。(ID検索をしたり、検索結果に表示されるには本人確認が必要なため)
しかし、LINEモバイルの場合は本人確認やID検索が可能となっています。しかも、全プランに対応しており、一番安い500円のプランでもLINEで本人確認をしてID検索を利用することができます(SMSは不要)。さすがLINEが提供している格安SIMですね(・ω・)
ただし、ID検索ができるのは18歳以上の方に限られています。
月額料金の1%がLINEポイントに還元
LINEモバイルでは、月額料金の1%がLINEポイントに還元されます。ポイントがたまったら、LINEスタンプやLINEアプリ内のコンテンツの購入に当てたり、LINE OUTのクレジットに利用することができます。
月々の利用料金をLINEポイントに還元するためには、予め契約者連携を済ませておく必要があります。契約者連携とは、LINEモバイルの契約者のアカウントとその契約者のLINEアカウントを紐付けることです。
契約者連携をする時は、まず、LINEモバイルとのトーク画面の「契約者連携」をタップします。
続いて、「新規ログインIDの連携」をタップします。
あとは、ログインIDとパスワードを入力し「連携する」をタップすれば完了です。
データプレゼントで余った通信量をシェア
LINEモバイルでは、LINEユーザーであれば誰とでも通信量のやりとりをすることができます。
多くのMVNOが提供しているシェアプランのように、予め決められた通信量を複数のユーザーで分け合う場合は特定のユーザーが使いすぎてしまうと他のユーザーが困ってしまうということになりかねませんが、LINEモバイルので「データプレゼント」はシェアしたい分だけプレゼントすることができるので、こういった不都合はありません。
データプレゼントをするためには、まず、LINEモバイルとのトーク画面の「データプレゼント」をタップします。
続いて、通信量をプレゼントしたい相手を選択して「次へ進む」をタップします。
あとは、プレゼントしたい通信量を選択して「次へ進む」をタップして手続を進めればOKです。プレゼントする通信量は、500MB・1,000MB・1,500MB・2,000MB・2,500MBから選択できます。
SIMの店頭受け取りサービスを開始
これまでは、LINEモバイルのSIMを申し込んでもすぐにSIMを利用できるわけではなく、最低でもSIMが届くまで2日程度待つ必要がありましたが、全国10店舗のヨドバシカメラやビックカメラでSIMの受け取りができるようになりました。
店頭では、新規やMNPによる申込みに加え、SIMを受け取ったり、エントリーパッケージを購入することができます。ただし、SIMの受け取りやエントリーパッケージの購入は対応店舗のみとなるので注意が必要です。
店舗でSIMやスマホを契約する際は、以下のものが必要なので、お忘れなく!
- 本人確認書類
- クレジットカード(またはLINE PayやLINE Payカード)
- メールアドレス
- MNP予約番号(MNP転入をする方のみ)
SIMの受渡しが可能な店舗は以下の店舗です。
ビックカメラ 有楽町店
ビックカメラ ビックロ
ビックカメラ ラゾーナ川崎店
ビックカメラ 名古屋駅西店
ビックカメラ なんば店
ヨドバシカメラ 新宿西口本店
ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba
ヨドバシカメラ マルチメディア横浜
ヨドバシカメラ マルチメディア川崎ルフロン
ヨドバシカメラ マルチメディア梅田 ※3/18より
エントリーパッケージに関しては、ヨドバシ・ドット・コムやビックカメラドットコムに加え、全国数十の店舗で購入することができるようになります。
今後、全国100ヶ所以上に拡大していくということです。
公式アカウントによるサポートも充実
LINEモバイルの公式アカウントによるサポートも充実しています。LINEモバイルの公式アカウントとのトークルームでわからないことを質問すると、その内容に応じてAIが自動で回答してくれます。自動応答なので24時間利用することができます。
自動応答サービスを利用する際は、まず、「いつでもヘルプ」をタップします。
続いて、「お問い合わせをする」をタップします。
ここをタップすると、一定時間だけトークルームで質問することができます。一定時間が経過すれば終了してしまいますが、また「いつでもヘルプ」の「お問い合わせをする」をタップすれば質問できます。
質問を入力すると、回答の候補をすぐに表示してくれます。
また、契約者連携と利用者連携を済ませておくと、LINEモバイルのカスタマーセンターのオペレーターが質問に応答してくれるので、ピンポイントで疑問を解決することもできます。LINEモバイルのカスタマーセンターには、LINEモバイル公式アカウントとのトークルームの「いつでもヘルプ」の「問い合わせする」から問い合わせることができます。
利用者登録をするときは、まず、LINEモバイルとのトーク画面の「利用者連携」をタップします。
続いて、契約者連携の時に通知される利用者コードを入力し「連携する」をタップします。
これで利用者連携は完了です。
オペレーターへの問い合わせは年中無休となっており、受付時間は10時から19時までとなっています。年中無休というのはありがたいですね。
他にも、LINEモバイルのトークルームからマイページに直接飛んだり、データ残量を確認することもできます。現状ではLINEモバイル専用のアプリは提供されていないようなので、LINEモバイル利用の際には、基本的にはLINEモバイルのトークルームを活用する感じになります。
LINEモバイルは未成年でも利用できる?
LINEモバイルのSIMは、18歳以上であれば申し込むことができますが、18歳以上20歳未満の未成年者が契約する場合は親権者の同意が必要となります。
多くのMVNOでは、20歳未満の未成年者は申し込みすらできないことが多いですが、LINEモバイルでは珍しく18歳以上であれば未成年者でも契約することができます。LINEモバイルの場合は、クレジットカードだけでなくLINE Payでも支払うことができるので、クレジットカードを持っていない未成年者でも安心して利用できますね。
18歳未満の未成年者はLINEモバイルを契約することはできませんが、これはLINEモバイルのSIMを利用できないという意味ではなくて、親名義で契約して未成年の子供を利用者として登録すれば18歳未満でも利用することができます。
一人最大何回線契約できる?
LINEモバイルは、一つの世帯あたり最大10回線まで契約することができます。ただし、一度に申し込める回線数は1回線までとなっています。
で、発行されるLINEモバイルのマイページのIDは1回線につき1個となっています。
LINEモバイルの場合シェアプランがないので、家族一緒に利用する場合でも基本的には各自別々の名義で契約して、18歳未満の未成年者も利用する場合は、親が自分の回線を契約した後で、追加で子供用の回線を親名義で契約して、子供の分の利用者登録をする形になるかと思います。例えば、Aさん(45歳)・Bさん(43歳)・Cさん(19歳)・Dさん(17歳)の4人家族が一緒にLINEモバイルを利用する場合は、Aさん・Bさん・Cさんはそれぞれ自分の名義で契約して利用者となり、Dさんの場合だけAさんが契約してDさんの利用者登録をする方法が考えられます。
通話料金はどれだけかかる?
通話料金は、20円/30秒かかります。現状では、LINEモバイルではかけ放題や通話定額サービスなどは提供されていませんが、2017年初夏には「通話定額オプション」が提供開始されるということです。
通話を利用する場合は、以下のオプションサービスも付けることができます。
- 留守番電話(月額300円)
- 割込通話(月額200円)
- 転送電話(無料)
- 国際電話(無料)
- 国際ローミング(無料)
すべて音声通話SIMのみが対象となっています。留守番電話と割込通話は、LINEモバイルのマイページで申し込むことができます。
「割込通話」は、通話中に別の人から電話がかかった時に、通話中の電話を一旦保留にして後からかかってきた電話の方に出ることができるサービスです。重要な電話がかかってくる可能性がある電話番号を利用する場合は付けておきたいサービスです。
「転送電話」は、スマホにかかってきた電話を予め設定した番号に転送してくれるサービスです。転送電話のオプション料金は無料ですが、別途通話料金が発生します。
国際電話や国際ローミングのオプション料金も無料ですが、通話料金や通信料金は別に発生します。
LINEモバイルでは、通話定額プランやかけ放題などが提供されていませんが、LINEではすでにLINEの無料通話に加え、「LINE Out」や「LINE Out Free」が提供されているので、これを活用して通話料金を抑えることができます。
ただ、番号が表示されないというデメリットがあるので、仕事用としては利用するのは難しいかと思います。
LINEの無料通話
LINEの無料通話を利用する時は、まず、通話をしたい相手とのトークルームの右上にある「」をタップします。
あとは、「無料通話」を選択すればOKです。
ただ、LINEの無料通話はLINEで友だちになっている相手としか通話をすることができません。LINEで友だちになっている人以外に電話をしたい場合は、LINE Outが便利です。
LINE Out
LINE Outは、LINEアカウントを持っていれば利用できるLINEの通話サービスです。MVNOのSIMを利用する場合は、基本的には20円/30秒の通話料金がかかってくることが多く、月々5分の通話(スマホへ発信)を60回する人であれば、このLINE Outを活用することによって通話料を最大で10,200円も抑えることができます。
LINE Outの通話料金は以下の通りです。コールクレジットとは、通話したい分だけ購入するもので、一昔前でいうとテレフォンカードのようなものです。30日プランもコールクレジットと同様に通話したい分だけ購入するという点ではコールクレジットと同じですが、有効期限が30日間となっている点が異なります。
携帯 | 固定電話 | |
---|---|---|
コールクレジット | 14円/分 | 3円/分 |
30日プラン | 6円/分 | 2円/分 |
30日プランは60分間と120分から選ぶことができ、コールクレジットは以下6種類のクレジットから選ぶことができます。
- 30日プラン(固定電話と携帯:60分/120分, 固定電話:60分)
- 120 コールクレジット
- 360 コールクレジット
- 600 コールクレジット
- 1,200 コールクレジット
- 3,600 コールクレジット
- 6,000 コールクレジット
1分間だけ無料で通話できる「LINE Out Free」
さらに、最近「LINE Out Free」も開始されており、スマホや固定電話との通話を無料で利用することができるようになっています。スマホに発信した場合は1分間、固定電話に発信した場合は3分間の無料通話を利用できます。制限時間前になると発信者の方にだけアラートで知らせてくれるようになっているので、急に電話が切れてしまうことはありません。
ただ、初めの15秒以上だけ広告を視聴する必要があるので、急いで電話したい時にはちょっと向きませんね。
以下の地域への発信にも対応しています。
▼アジア
国/地域 | 固定電話 | 携帯電話 |
---|---|---|
中国 | 3分/回 | 2分/回 |
韓国 | 3分/回 | 2分/回 |
日本 | 3分/回 | 1分/回 |
台湾 | 3分/回 | – |
香港 | 2分/回 | 1分/回 |
インド | 2分/回 | 1分/回 |
カザフスタン | 2分/回 | – |
イスラエル | 2分/回 | – |
▼アメリカ
国/地域 | 固定電話 | 携帯電話 |
---|---|---|
アメリカ合衆国 | 3分/回 | 3分/回 |
カナダ | ||
メキシコ | 1分/回 | |
プエルトリコ | – | |
ペルー | – | |
アルゼンチン | 2分/回 | – |
ドミニカ共和国 | 1分/回 | – |
▼ヨーロッパ
国/地域 | 固定電話 | 携帯電話 |
---|---|---|
スウェーデン | 3分/回 | – |
イタリア | ||
スペイン | ||
フランス | ||
キプロス | ||
ポルトガル | ||
ドイツ | ||
ハンガリー | ||
イギリス | 2分/回 | 1分/回 |
デンマーク | – | |
ノルウェー | – | |
ルーマニア | – | |
アイスランド | 1分/回 | – |
オランダ | – | |
スイス | – | |
ポーランド | – |
▼オセアニア
国/地域 | 固定電話 | 携帯電話 |
---|---|---|
ニュージーランド | 2分/回 | – |
オーストラリア | 1分/回 | – |
ちなみに、LINE Out Freeも番号表示には対応していないので、仕事用にというよりも、送り迎えや友達との待ち合わせ、お店の予約などで活用できるかと思います。
通信速度も決して遅くない!
LINEモバイルは2016年10月にサービスが開始されてから間もないので、実際の通信速度がどれくらいか気になっている方も多いでしょう。まだ利用者が少ないからか、かなりの速度が出るという評判がありますが、2017年1月4日に「みるにゅーす」が実施した調査によると、その評判通り10〜30Mbps台とかなり良い速度が出ました。
ちなみに、ダウンロード速度が最も重要で、利用環境に大きく影響します。
LINEモバイルはサービスが開始されて間もないからか、ダウンロード速度が20Mbps〜30Mbps台と、docomo系MVNOの中では結構速めです。これだけ出ていれば、インターネットやSNS、メールの送受信はもちろん、動画視聴もほぼ問題なくできるでしょう。
なお、アップロード速度とPingは以下の通りです。
▼アップロード速度
▼Ping
キャリアからのMNPでどれだけ安くなる?
今回は、ソフトバンクのデータ定額プランを利用しているユーザーがLINEモバイルにMNPするとどれだけ通信料金が安くなるのかを調べてみました。(LINEモバイルではかけ放題が提供されていないので、通話の部分を含めた比較は難しいので、今回は通信料金だけ比較しています)
ソフトバンクとLINEモバイルでは、いずれでも1GBプランと5GBプランが提供されているので、これらのプランの料金を比較したいと思います。ソフトバンクでは「データ定額ミニ 1GB」が月額2,900円、「データ定額 5GB」が月額5,000円で提供されている一方、LINEモバイルでは1GBプラン(データSIM)が月額500円、5GBプラン(SMS対応SIM)が月額1,640円で提供されています。
これだけもLINEモバイルの方が安いことがわかりますが、それぞれのプランを1GBごとの料金に換算してみました。
▼ソフトバンク
プラン | 通信量 | 月額料金 | 月額料金/1GB |
---|---|---|---|
データ定額ミニ 1GB | 1GB | 2,900円 | 2,900円 |
データ定額ミニ 2GB | 2GB | 3,500円 | 1,750円 |
データ定額 5GB | 5GB | 5,000円 | 1000円 |
ギガモンスター データ定額 20GB |
20GB | 6,000円 | 300円 |
ギガモンスター データ定額 30GB |
30GB | 8,000円 | 約266円 |
▼LINEモバイル(データSIM)
プラン | 通信量 | 月額料金 | 月額料金/1GB |
---|---|---|---|
LINEフリー | 1GB | 500円 | 500円 |
コミューニケーションフリー | 3GB | 1,110円 | 370円 |
5GB | 1,640円 | 328円 | |
7GB | 2,300円 | 約328円 | |
10GB | 2,640円 | 264円 |
通話を利用せず、スマホではインターネットやSNS、動画視聴をすることが多いという方は、通信料金を抑えることが大きなポイントになってきます。ソフトバンクのギガモンスターを利用するのであればデータ定額20GB・30GBも安いですが、月々の通信量が5GBくらいという方は、LINEモバイルにした方が月々にかかる通信料金を3,360円も抑えることができます。
通信量のチャージ料金・有効期限は?
月々付与される通信量を使い切ってしまった場合は、通信速度が200Kbps以下に制限されてしまいますが、通信量を追加でチャージすると高速通信を利用できるようになります。
LINEモバイルでは、0.5GB(500MB)・1GB・3GBの追加チャージが可能となっており、チャージ料金と有効期限は以下の通りです。
通信量 | 料金 | 有効期限 |
---|---|---|
0.5GB(500MB) | 500円 | 購入月の翌月の末日 |
1GB | 1,000円 | 購入月の翌月の末日 |
3GB | 3,000円 | 購入月の翌月の末日 |
料金的には平均より安めですが、有効期限が少々短めで翌月末には失効してしまうので注意が必要です。
なお、通信量のチャージは月3回までとなっているので、月末になって足りなくなることのないようにチャージするのがポイントです。
提供端末は全8種類で19バリエーション
LINEモバイルでは、全8種類19バリエーションの端末が提供されていましたが、今は売り切れが出ているようです。
大人気のarrows M03やZenFone3も提供されています。
すべての端末価格は以下の通りです。残念ながら分割払いには対応していないようです。
端末 | 一括払い |
---|---|
arrows M03 | 32,800円 |
HUAWEI P9 lite | 24,800円 |
ZenFone 3 | 39,800円 |
Blade E01 | 13,800円 |
契約の際にかかる初期費用
初期費用として3,400円の登録事務手数料がかかる他、SIMの契約と同時に端末も購入する場合は、端末代金も初期費用としてかかってきます。端末価格は以下の通りです。
端末 | 一括払い |
---|---|
arrows M03 | 32,800円 |
HUAWEI P9 lite | 24,800円 |
ZenFone 3 | 39,800円 |
Blade E01 | 13,800円 |
SIMサイズの変更・プラン・通信量の変更など
SIMサイズの変更
端末によって対応しているSIMのサイズが異なるので、機種を変更したらSIMサイズを変更する必要があります。LINEモバイルでは、標準SIM(大)・マイクロSIM(中)・ナノSIM(小)が提供されています。
新しいSIMが届くまで数日かかるので、新しいSIMが届く前に古い端末を処分してしまうと利用不可期間が出てきてしまう点には注意が必要です。
プラン・通信量の変更
LINEモバイルでは、LINEフリー・コミュニケーションフリー間でプラン変更をすることもできます。プランの変更と同時に通信量を変更することもできます。
ただし、プラン・通信量の変更は同一SIMタイプ内に限り可能です。例えば、LINEフリープランで「データ+SMS」(1GB)を利用している場合、コミュニケーションフリープランの「データ+SMS」(3GB)に変更することはできますが、コミュニケーションフリープランの「データ+SMS+音声通話」に変更することはできません。
他にも例を挙げておきます。
- LINEフリー「データ+SMS+音声通話」(1GB)→コミュニケーションフリー「データ+SMS+音声通話」(5GB):◯
- LINEフリー「データ+SMS」(1GB)→コミュニケーションフリー「データ+SMS+音声通話」(1GB):×
- コミュニケーションフリー「データ+SMS」(3GB)→LINEフリー「データ+SMS」(1GB):◯
つまり、プラン変更と同時にSIMのタイプ(データSIM・SMS対応SIM・音声通話SIM)の変更ができないということです。SIMのタイプさえ変わらなければ、プランと通信量を同時に変更することはできます。
なお、SIMサイズの変更とプラン変更は、LINEモバイルのマイページから申込み可能です。
通信残量のチェック方法
通信残量は、LINEモバイルのトーク画面から簡単にチェックすることができます。
通信残量をチェックする時は、まず、LINEモバイルとのトーク画面の「データ残量確認」をタップします。
すると、LINEモバイルとのトーク画面で現時点の通信残量が表示されます。で、LINEモバイルの場合は、当月分の通信残量だけでなく、前月から繰越された通信量やデータプレゼントをした通信量、追加でチャージした通信量、今月・当日・1日前・2日前に利用した通信量までチェックすることができます。
LINEモバイルの評判・口コミ
LINEモバイルは、2016年の10月1日から本格提供が開始されたばかりですが、早速口コミがTwitterに投稿されているのでまとめました。コミュニケーションフリープランでは、LINE・Twitter・Facebook・Instagram利用時の通信量がカウントフリーなので、SNSを頻繁に利用する方にとってはかなり大きいと思います。
LINEモバイル、安定性とか通話品質とか大丈夫かなと思ってたけど余裕で問題なし!
SNS無料だからこれは助かるわー。月3Gもあれば余裕や。— おーかわ (@t_okawa48) December 20, 2016
利用状況によっては、カウントフリーはかなり大きいようですね(°ω°)
LINEモバイルのユーザー以外でも利用できる自動応答でも結構便利ですが、オペレーターによるサポートはかなり役立つようです。普段からLINEを利用している方であれば、LINEモバイルとのトーク画面で質問できるというのもかなり大きいと思います。
LINEモバイル、LINEでサポートしてくれるのウルトラ便利だな。。感動した。 pic.twitter.com/un5kgfWx6N
— 941 (@941) December 20, 2016
通信速度は下り(ダウンロード)速度が最も利用環境に影響するので、下りさえ速ければほぼ問題なしです。LINEモバイルの通信速度はかなり評判が良いようです。
LINEモバイル、速度好調。変えて正解だったかな。
でも下りはめっちゃ速いのに上りは普通なのなんでだろ。バランスが悪い気が。まぁ全く問題無いレベルだけどぉ— ゆういん (@u_in88) December 19, 2016
実際に通信速度の計測結果もアップされていますが、かなり速いですね。
LINEモバイルはっや pic.twitter.com/JvLMkxp7UW
— まいたけ (@WeLoveOtachi) December 2, 2016
都内の利用者によると、遅いと思ったことはほぼないとのことです。
こちらの方は、LINEモバイルの他に、通話用のSIMも利用しており、月額2,200円くらいということです。電話番号までMVNOに移行させるのが不安な方は、MVNOのSIMを入れたスマホと、通話用のSIMを入れたガラケーの2台持ちにしても良いと思います。
au iPhoneからZenfone3に変えた。ほとんど通話しないのでドコモのFOMA sim(通話のみ)とLINEモバイルsimで月額2,200円位で運用できそう。
— Star555 (@helmet_ojisan) December 14, 2016
通信量がいつもギリギリになってしまう方にとっては、データ残量を細かくチェックできる点は助かりますよね。
LINEモバイル画面のデータ残量確認ってとこ押すとトークでデータ量の内訳が細かく出て来るの結構便利 pic.twitter.com/4LMcEHsRjt
— 雑魚 (@milliorca) November 19, 2016
このように、LINEモバイルは、通信速度が速くて安定している上に、主要SNS利用時の通信量がカウントフリーとなり、サポートも充実しているというメリットがあります。
「i フィルター」で有害サイトから子供を守る
子供がスマホで変なサイトを閲覧することはないか心配している方もいるかと思いますが、LINEモバイルでは、「i フィルター」というフィルタリングサービスが無償で提供されるので安心です。
「i フィルター」は、有害情報を含むサイトやお子さんがネット被害に合う可能性のあるサイトへのアクセスを防止することができるサービスです。お子さんの年齢を選択するだけで設定(推奨設定)が完了しフィルタリングが開始され、お子さんが見て良いと判断したサイトだけフィルタリングされないように設定したりすることもできます。他にも、結構細かいカスタマイズができるようです。
PC(Windowsである必要あり)から子供のインターネットの利用状況をチェックすることができ、ブロックされたサイトだけでなく、検索ワードまでチェックすることができます。利用状況に問題があり何らかの事件に巻き込まれる可能性があれば、事前に対処することも可能かと思われます。
また、スマホ利用時間を制限することもできるので、お子さんが長時間スマホを利用して寝不足になるなんてこともなくなりそうですね。
「i フィルター」はLINEモバイルのマイページから申し込むことができます。申込みが完了したらアプリをインストールし、アプリ上でフィルタリングアプリコードを入力し、諸々の設定をすれば利用開始できます。18歳未満の方に関しては「i フィルター」の利用が義務化されており(利用できる年齢も18歳未満)、利用しない場合は親権者の同意が必要です。
「i フィルター」は、iOS(iPhone・iPadなど)やAndroid、Windowsに対応しています。
端末保証オプションがスタート!
LINEモバイルでも、端末が壊れた時に役立つ「端末保証オプション」の提供が2017年1月18日から開始されます。端末保証オプションでは、LINEモバイルで端末を購入した人のための「端末保証」と、自分で端末を購入した人のための「持込み端末保証」が提供されています。
「端末保証」とは?
「端末保証」(月額450円)では、端末が故障したらLINEモバイルの端末保証センター(0120-866-919)に電話するだけで、最短で翌日には交換端末を送付してくれます。保証範囲は故障・水漏れ・破損で、保証期間は3年間となっています。1回目は5,000円、2回目は8,000円とかなりの低価格で交換してくれるので、いざという時のために入っておくと安心です。
交換端末は、原則として同一機種・同一カラーの端末の新品もしくはリフレッシュ品となりますが、在庫がない場合は別の端末になる可能性もあります。
受付時間は10:00~19:00までとなっており、18:00までに依頼すると当日中に交換端末を発送してくれるということです。しかも、LINEアプリやAPN、i-フィルターの設定がされた状態で発送されるので、到着後すぐに利用できます。
なお、月額料金は初月のみ無料です。
「持込端末保証」とは?
「持込端末保証」(月額500円)では、端末が故障したらLINEモバイルの端末保証センター(0120-866-919)に電話をします。ここまでは「端末保証」と同じですが、「持込端末保証」の場合は、LINEモバイルに診断してもらうために端末を送る必要があります(端末送付用のキットが提供されます)。この診断結果次第で、修理・交換いずれかのサービスを受けられます。修理・交換ともに1回目は4,000円、2回目は8,000円で済みます。
保証範囲は故障・水漏れ・破損で、保証期間は自然故障であればメーカー発売日から3年間、落下・水漏れなどの場合はオプションを解約するまでとなっています。
対象機種は、修理に関してはAndroid端末・iOS端末いずれにも対応していますが、交換に関してはAndroid端末のみとなっています。そして、交換端末は故障した端末と同じOSの端末の新品もしくはリフレッシュ品となっているので、故障した端末と同じものと交換されない可能性もあります。
端末が届くまで約2週間位かかるということですが、希望者には端末のレンタルもされているので、修理期間中や交換端末が届くまでにスマホが利用できないなんてことは回避できそうです。
受付時間は10:00~19:00までとなっており、18:00までに依頼すると、当日中に端末送付用のキットと貸出端末を発送してくれるということです。
なお、月額料金は初月のみ無料です。
端末保証オプションを利用する際の3つの注意点
1. 新規契約時のみ申込み可能
端末保証オプションは、基本的に新規契約時にしか申し込むことができません。
しかし、この端末保証オプションが提供開始される前(2017年2月17日まで)にLINEモバイルを契約したユーザーに関しては、マイページから申し込むことができるということです。
2. 「持込端末保証」ではIMEIの登録が必須
「持込端末保証」のサービスを利用するためには、初めにIMEI番号を登録する必要があります。IMEIを登録しないと、LINEモバイルの方でユーザーが利用している端末を把握できず、サービスを提供できなくなるということです。
IMEIの登録については、オプションに加入した後に届くメールやマイページでも案内されているので、気がついたらすぐに登録しておくことをオススメします。
3. 端末を送る際はバックアップを!
端末の交換を依頼する場合はもちろん、修理を依頼する場合でも端末内のデータを消去しておく必要があります。なので、端末内に必要なデータがある時は、自分でバックアップや移行作業をする必要があります。
解約手続
LINEモバイルは月の途中で解約することもできますが、解約日は月末となります。解約手続はLINEモバイルマイページの「解約・MNP転出」でできます。
まず、「V」をタップします。
すると、メニューが出てくるので、そこから「解約・MNP転出」を選択して、そこからダイアログに従って手続していけばOKです。
解約手続が終わったら、確認のメールが届きます。
利用開始月に解約した場合は、1ヶ月分の利用料金が請求されます。音声通話SIMの場合は最低利用期間内に解約すると違約金(9,800円)がかかります。解約のキャンセルはできないので、音声通話SIMを契約した場合は解約の時期に注意が必要です。
どんな人にオススメ?
LINEモバイルの最大の特長は、何といってもカウントフリーのサービスが充実しているということです。LINEやTwitter、Facebook、Instagramと、スマホユーザーの多くが利用しているであろうSNSがほぼ網羅されているので、これだけでも通信料金をかなり抑えることができるユーザーも多いかと思います。
あと、MVNOのSIMでありながら本人確認やID検索ができるという点も大きいです。MVNOのSIMを検討していて、これからスマホでLINEの利用を開始する方、そういったお子さんがいる方はLINEモバイルがオススメです。
LINEモバイルは、スマホでのコミュニケーションが人々の生活と切り離せないものになっていることに注目しており、今後もSNSを利用するユーザーがよりお得に利用できるカウントフリーのサービスを充実させていく方針とのことです。
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