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温水洗浄便座には貯湯式と瞬間式がある
冬のトイレは特に寒くなるので、冬は温水洗浄便座が必須だという方も多いと思います。ちなみに「ウォシュレット」は製品名で、正確には「温水洗浄便座」です。
温水洗浄便座からはお湯が出るようになっていますが、お湯の温め方に2種類の方法があります。
一つは貯湯式というもので、これは電気ポットのようにタンクに貯めた水を常に温かい状態に保っておき、必要になったらその都度使うというものです。
もう一つは瞬間式というもので、水の通るパイプに予めヒーターが内蔵されており、そこを水が通った時に瞬間的に温めるというものです。
瞬間式のほうがお得だよ!
上の解説の通り、貯湯式だと水を温かい状態に保つために常に電気が必要となるので、その分電気代もかかります。
例えば価格コムの「温水洗浄便座」の売れ筋ランキング1位のビューティ・トワレ DL-EJX10は貯湯式ですが、年間電気代が5,238円もかかります。
引用元:価格コム – ビューティ・トワレ DL-EJX10 スペック・仕様・特長
一方、価格コムの「温水洗浄便座」の売れ筋ランキング2位のビューティ・トワレ DL-RJ20は瞬間式ですが、年間電気代が半分近くの2,943円です。
引用元:価格コム – ビューティ・トワレ DL-RJ20 スペック・仕様・特長
ちなみに、いずれもパナソニック製品です。価格はそれぞれ以下のとおりです。
商品 | 価格 | 年間電気代 |
---|---|---|
ビューティ・トワレ DL-EJX10 | 15,798円 | 5,238円 |
ビューティ・トワレ DL-RJ20 | 23,384円 | 2,943円 |
確かに価格は瞬間式であるビューティ・トワレ DL-RJ20の方が値が張りますが、電気代が安く済むので差額分は3年ちょっとで回収できる計算です。
(23,384-15,798) ÷ (5,238-2,943) ≒ 3.3(年)
ウォッシュレットは壊れないかぎり頻繁に買い換えるものではないですし、3年というのも現実的な数字だと思いませんか?
しかも、瞬間式のほうが清潔
構造的にも瞬間式の方が断然清潔です。
電気ポットを使ったことのある方はわかると思いますが、貯湯式だと貯めた水を保温し続けることになるので、その分塩素が失われて雑菌が繁殖してしまいます。これはつまり雑菌だらけのお湯をおしりに当てることになります。健康ならともかく痔でもあったら患部から細菌が侵入して感染症になる危険性があります。
一方、瞬間式だと使う分だけヒーターで瞬間的に水を温めるだけなので、塩素が失われて雑菌が繁殖することはありません。
デリケートな部分に直接触れるお湯なので、清潔であることに越したことはありませんよね。
この点でも、瞬間式であるパナソニックのビューティ・トワレ DL-RJ20の方が良いということになります。
まとめ
以上、価格や電気代、衛生面すべてを考慮すると、価格コムの「温水洗浄便座」の売れ筋ランキング2位のビューティ・トワレ DL-RJ20がベストということになります。ランキング上では1位のビューティ・トワレ DL-EJX10に劣りますが、おそらくこれは価格面だけで判断して売れている可能性が高いです。
総合的に判断すると、ビューティ・トワレ DL-RJ20の方が良いですよ。
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以上、参考にしていただけると嬉しいです(ノ)・ω・(ヾ)
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