ZenFone5・ZenFone2(laser)とSIMフリーAndroid端末の名機を世に送り出してきたASUSが、2016年3月中旬にZenFone Maxを発売することを発表しました。
価格はビックカメラの予約可能価格で30,013円と ZenFone 2 laser 並の低価格販売で、性能もそれなりのミドルスペックであり、今後MVNOで格安スマホ運用をする際のメジャー端末になりうるかとは思います。
しかし、管理人の調査によると ZenFone 2 (無印) を買った方が幸せになれるユーザーがいることが判明したので、焦って予約せずに記事を最後まで読んでくださいね。
(追記)3月11日にさらに ZenFone Go が発表され、3月下旬に発売となりました。Maxの下位機種で事実上の ZenFone 2 laser の後継機となるモデルです。ZenFone史上最安のモデルとなる可能性がありますので、低価格路線ならダントツ ZenFone Go がおすすめです。
ZenFoneGoが税別19,800円で発売決定!ZenFoneMax・2 laserと比較してみた
目次
ZenFone 5/2/2 laser/Maxを比較
まずはひと目でわかるように詳細スペックを比較してみよう(・ω・)ノ
端末 | ZF Max |
ZF 2 |
ZF 2 Laser | ZF 5 |
---|---|---|---|---|
価格 | 30,024円 | 販売終了 | 19,224円 | 完売済 |
OS | Android5.0 | Android5.0 | Android5.0 |
Android4.4 |
メモリ | 2GB | 4GB | 2GB | 2GB |
ストレージ | 16GB | 32GB | 16GB | 16GB |
バッテリー | 5,000mAh | 3,000mAh | 2,400mAh | 2,110mAh |
LTE待受 | 683.6時間 | 267時間 | 240.6時間 | 180時間 |
CPUコア数 | クアッド | クアッド | クアッド | クアッド |
外部メモリ | microSDXC | microSDXC | microSDXC | microSDXC |
画面サイズ | 5.5インチ | 5.5インチ | 5インチ | 5インチ |
解像度 | 1280×720 | 1920×1080 | 1280×720 | 1280×720 |
液晶パネル | IPS液晶 | IPS液晶 | IPS液晶 | IPS液晶 |
Bluetooth | 4.1 | 4.0 | 4.0 | 4.0 |
NFC対応 | ◯ | |||
無線LAN | 802.11 b/g/n |
802.11 b/g/n/ac |
802.11 b/g/n |
802.11 b/g/n |
カメラ画素 | 1,300万 | 1,300万 | 1,300万 | 800万 |
手ぶれ補正 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
フラッシュ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
サブカメラ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
センサー | 加速度 磁気 光 近接 電子コ |
加速度 磁気 光 近接 電子コ ジャイロS |
加速度 磁気 光 近接 電子コ |
加速度 磁気 光 近接 電子コ |
GPS機能 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
認証機能 | 顔認証 | |||
デュアルSIM | ◯ | ◯ | ◯ | |
SIMサイズ | microSIM | microSIM | microSIM | microSIM |
サイズ | 縦156mm 横77.5mm 厚10.55mm |
縦152.5mm 横77.2mm 厚10.9mm |
縦143.7mm 横71.5mm 厚10.5mm |
縦148.2mm 横72.8mm 厚10.34mm |
重量 | 202g | 170g | 145g | 145g |
▼比較表(画像版)
歴代ZenFoneの各スペック(仕様)を比較してみた
メモリ(RAM)・ストレージ(ROM)
ZenFone 2のメモリ(RAM)4GBモデルはストレージ容量が32GBあり、最新版のMaxはRAMが2GB・ストレージが16GBと約半分。ストレージはぶっちゃけ16GBじゃ音楽をどかっと入れたらもう一杯いっぱい…。というわけでスマホとしての基本性能はZenFone2が圧勝。
ASUSさん、せめてメモリ(RAM)は4GBにしましょうよ(`・ω・′ )
バッテリー・待ち受け時間
ZenFone Maxはかなり電池の持ちの良いZenFone2の2.56倍も待ち受け時間が長く、バッテリー容量は脅威の5,000mAh!ちょっとしたモバイルブースターレベルです、これ。
ZenFone Maxは重量こそ2より32g重いものの、今モバイルバッテリーで一番人気のcheero power plus 3 が245gであることを考えると、ZenFone2にモバイルバッテリーを持ち歩くくらいならZenFone Maxを単体で持ち歩くほうが遥かに軽い!
cheero Power Plus 3 13400mAh 大容量 モバイルバッテリー
というわけでバッテリー持続時間も携帯性もZenFone Maxの圧勝!LINEくらいしかしないよ~という人はこれに決まりですな(`・ω・′ )
画面解像度
画面解像度は文字の綺麗さや動画の細かさに影響するのでかなり重要。ZenFoneは全シリーズがIPS液晶で液晶パネルの品質はかなりよいので、解像度勝負なところがあります。
そこをいくとZenFone2はフルHD(1920×1080ピクセル)なんです。解像度でいえばZenfone2の圧勝。
なお、5.5インチ液晶でフルHDであればドット(細かさ)は肉眼では認識できないでしょうね。
ちなみに液晶4.7インチのiPhone6/6sで解像度は1334×750。液晶5.5インチのiPhone6 plus/6s plusでようやくフルHD。iPhoneもIPS液晶なので、ZenFone2はiPhone6sレベルの解像度の液晶ディスプレイというわけです。
OS(Android x.x)
OSに関しては5を除きAndroid 5.0 lollipop搭載。5に関してもアップデートすれば5.0になるので無問題かと思います。ただ5はもう売ってないので中古しかないですね。
Bluetooth
Bluetoothに関しては通信速度は圧倒的に3.0が速く、4.0以降になると24分の1の速度になります。しかし、4.0以降は消費電力が異常に低くほとんどバッテリー食わないも同然です。
4.0と4.1の違いは、4.1がインターネット回線に直接接続が出来るようになったという程度で、ウェアラブル端末用と言えるでしょう。4.0でもスマホレベルの利用に大差はないので問題ないかと思います。
NFC対応
ZenFone2はNFC対応ですが、同じNFCであるFeLiCa(フェリカ/おサイフケータイ)は対応していませんので、ぶっちゃけおサイフケータイには使えません。
おさいふケータイを使いたければキャリアのスマホを契約するか、iPhone7/7 Plusを購入するしかないので、2でもMaxでも大差ないということです。
無線LAN規格
ZenFone2は802.11b/g/n/acに対応しているため、アンテナ搭載数にもよりますが最大伝送速度がb/g/nの中でも最も速いnよりacの方がだいたい5倍ほど高速です。
もちろんWi-Fiだけでなくインターネット回線自体がその速度に対応しているかは別ですが、ac対応の方がGbps単位の速度にもついてこれるレベルではあります。
デュアルSIM
ZenFoneで最も無駄な機能と言えるかもしれません。
日本のMVNOやキャリアのSIMを2枚差しても両者のSIMを切り替えるには切替が必要ですので、キャリアの通話SIMとMVNOのデータSIMを両方挿して使いこなす、といった使い方はできません。
というわけで別にデュアルSIM搭載でなくても問題はないといえます。
長時間簡単な作業をするならZenFone Max
いつもはほとんどLINEかグーグルマップを使うくらい。荷物はできるだけ軽くしたいし普段モバイルバッテリーを持ち歩いている、という方はZenFoneMaxがおすすめです。
めちゃくちゃバッテリーの持ちがいいため、満充電で朝でかけても夕方頃には10%切っている、というレベルの方でも、2日連続で使用できるくらいのバッテリーの持ちの良さでしょう。
モバイルバッテリーを減らせることを考えると今まで持ち歩いていたモバイルバッテリーの重さ以下でスマホを持ち運べる感覚です。これは便利!!現在予約受付中となっており、Amazonから予約できます(ビックカメラ販売)。
【国内正規品】ASUSTek ZenFone Max (SIMフリー/Android5.0.2 /5.5inch /デュアルmicroSIM /LTE /5,000mAh)(2GB/16GB) (ブラック) ZC550KL-BK16
ゲームも含め使いこなすならZenFone2がおすすめ
一方、Clash of Clansのような細かいゲームをするには解像度は高いほどいいですし、ゲームをするにもメモリ(RAM)の容量は大きいほど良いので、スマホを遊びから仕事にバリバリ使いこなす方はZenFone2の方がおすすめですね。
発売してからもうすぐ1年経つので値段も安くなってきており、Maxに4千円追加すれば買えますので、管理人はこちらのほうがおすすめですね。解像度もハイスペックノートPCレベルの高さなので、綺麗さも抜群ですよ。価格コムで見たところノジマオンラインやイートレンドがおすすめです。Amazonはちょっと高くPrimeがありませんでした。
引用元:kakaku.com
ZenFone 2 メモリ4GB/ストレージ32GB SIMフリー(価格.com)
とにかく安く使いたいならZenFone2 Laser
ZenFone 2 laserは安物だなあ、と思われるかもしれませんが、性能的にはMaxから電池の持ちが半分程度になった位のデメリットしかありません。液晶も5.5インチ→5インチと少し小さく145gと軽めなので、出先でほとんどスマホを使わなかったり予備的に持っていく程度であればZenfone2laserで十分なのです。ちなみに管理人もメインはiPhone6sですがサブで ZenFone 2 Laser 使ってます。Maxの予約販売価格より6千円ほど安いので、サブ機のおもちゃには最適かと思います(ノ)・ω・(ヾ)
エイスース SIMフリースマートフォン ZenFone 2 Laser(Qualcomm Snapdragon 410/メモリ 2GB)16GB ホワイト ZE500KL-WH16
ZenFoneは5があまりのコスパの高さで爆発的に売れ、ZenFone2が出た時は5と異なりかなり高めに販売された経緯があるので、ZenFone系を購入する際は新製品には飛びつかずに廉価版や型落ちのものを安く買ったほうがお財布に優しいと思います(`・ω・′ )
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